2012年11月下旬 金星と土星が大接近
ステラナビゲータで作成
明け方の東の空の低いところにひときわ輝く明けの明星・金星と、土星が大接近する。日を追って見ると、地球のすぐそばにあり動きの速い金星が、星座の星々を背景にあまり動かない土星を西から東に追い抜いていく。
もっとも近づくのは27日で、0.5度以内という近さだ。日の出1時間前には南東の空約15度の高さに見える。望遠鏡では、すこし欠けた金星と土星の環が同一視野で見えるかもしれない。
土星の右上あたりには、おとめ座の1等星スピカが白く輝いている。
この解説は「アストロガイド 星空年鑑 2012」より抜粋しました。
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