2012年12月18日 準惑星ケレスがおうし座で衝

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(説明図)
ステラナビゲータで作成

火星軌道と木星軌道の間の「小惑星帯」の中にあり、ベスタ、パラス、ジュノーとともに「四大小惑星」とよばれるケレスが、12月18日におうし座の方向で衝となる。太陽−地球−ケレスがまっすぐに並び、一晩中見やすい位置にある時期だ。

大体の位置は、オリオン座のベテルギウスとその北にあるぎょしゃ座のカペラとの中間あたり、と見当はつけられるが、6.7等のケレスの周りには5〜6等の恒星が多く、特定しづらいかもしれない。星図をよく確認して双眼鏡や低倍率の天体望遠鏡で探してみよう。

ケレスは1801年に発見された小惑星番号1番の天体で、小惑星帯の中では最大の直径約970km(平均)という大きさだ。2006年には冥王星などとともに準惑星に分類された。

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この解説は「アストロガイド 星空年鑑 2012」より抜粋しました。

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