2015年9月1日 海王星がみずがめ座で衝
宵のころ南東の空に見える海王星が、9月1日にみずがめ座の方向で衝となる。太陽−地球−海王星がまっすぐに並び、一晩中見やすい位置にある時期だ。とはいえ、8等の明るさでは天体望遠鏡で青みがかった表面を見るのがやっとだ。みずがめ座自体が暗い星ばかりなので、月明かりのある夜を避けて、星図をよく確かめながら探してみよう。
太陽から約45億kmも離れたはるか遠くの惑星は、星座を背景とした動きもとても小さい。海王星はみずがめ座を東に年々少しずつ動いており、隣のうお座に移るのは7年後のことになる。
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