夏から秋にかけて星まつりイベント続々

星空の下に多くの天文ファンが集う「星まつり」。夏休みから秋にかけての情報をまとめた。

【2024年8月23日星ナビ編集部】

全国から多くの天文ファンが集う星まつりは、もともと夏休みの実施が多かったが、近年になって天候が安定する晩夏〜秋の実施にシフトしているところが多い。8月も下旬となり、少し過ごしやすくなってきたこの時期からの星まつり情報を紹介しよう。

まずは、8月23日（金）〜25日（日）に新潟県で開催される「胎内星まつり」。9月15日（日）〜16日（月・祝）には京都府で「星をもとめて」が行われる。11月に入ってからは、11月3日（日）〜4日（月・祝）に九州で「星宴2024 九州大観望会 in 阿蘇・うぶやま村」が、11月8日（金）〜9日（土）には長野県で「八ヶ岳星と自然のフェスタ in こうみ」が予定されている。

これらの星まつりでは星空の下、天文ファン同士の交流で盛り上がるのはもちろん、幅広いニーズに応える講習会や実演プログラムが充実していたり、望遠鏡ショップや光学機器メーカーが出店、イベントならではの掘り出し物価格が設定されていたりと、まさに「お祭り」の雰囲気を楽しめる。

アストロアーツは「胎内星まつり」と「八ヶ岳星と自然のフェスタ in こうみ」に出店し、「ステラナビゲータ12」「ステライメージ9」「ステラショット3」などのシリーズのほか、各種ソフトウェア、ムック、「星空こよみ2025」といったオリジナルグッズの特価販売を行う。

ほかにも、小規模ながらアットホームな雰囲気が楽しめる星まつりや星空観望会もいくつか実施が予定されている。夜明けにオリオンが昇ってくるこの季節、日頃の忙しさを忘れて秋の星座や銀河を眺めながらゆったりとしたひとときを過ごそう。

2022年小海星フェス
2022年の「八ヶ岳星と自然のフェスタ in こうみ」のようす。参加者や出店企業による様々な機材が並ぶ（撮影／星ナビ編集部）

《星まつり情報》

■ 胎内星まつり2024（※アストロアーツ出店予定）：

最大規模の星まつり。2023年に続きネットでの生中継も実施。メーカー販売店、特別講演、紫金山・アトラス彗星に関するトークショーほか
8月23日（金）午後〜25日（日）昼
会場　新潟県胎内市胎内平
http://www.tainai.jp/

■ 第24回星をもとめて：

ハープ奏者を招き星空演奏会やウインドオーケストラによるオープニングイベントを実施。開催場所が昨年の会場から東へ100ⅿほどの「ステージ前広場」へ移動。望遠鏡の持ち込みは事前申込制に
9月15日（日）13:00～16日（月・祝）11:00
会場　京都府南丹市園部町ぽてぽてパーク内
https://www.hoshimoto.jp/

■ 志賀高原天空フェス 2024 presented by サイトロンジャパン：

サイトロンジャパンによる星空グッズ販売など
9月28日（土）17:00～22:00
会場　長野県下高井郡志賀高原山の駅
https://shigakogen.jp/srayd/tenkufes/

■ スターウォッチングツアー2024 ～ミサカノヨゾラ～：

美坂高原は標高600ｍに位置する広大な高原で、開放感抜群の自然と夜には満点の星空が楽しめます。渡部潤一先生講演会や星空観望会、星景写真撮影講習会などのほかにも、家族みんなで1日中楽しめるコンテンツをたくさん用意しています
9月28日（土）12:00～21:00
会場　福島県三島町美坂高原
https://www.town.mishima.fukushima.jp/site/kankou/4718.html

■ スターウォッチング in 赤城2024：