モニター募集中!「海外リモート望遠鏡」挑戦のチャンス

このエントリーをはてなブックマークに追加
遠隔操作で天体写真を撮影できる話題の「リモート望遠鏡」。リコーによる天体撮影サービスを体験できるモニター募集が始まった。

【2024年9月11日 星ナビ編集部

海外には、シーイングや晴天率に優れ光害の少ない「天体撮影好適地」がたくさんある。そのような土地に設置された望遠鏡で撮影した画像を得ることができるのが「リモート天文台」だ。自宅にいながら国内では得られないような画像を取得できるため近年急速に利用者を増やしており、星ナビ「2023年12月号」「2024年2月号」でも大きく紹介して好評を博している。

そんな中、リコーの未来デザインセンターTRIBUS推進室が、海外リモート望遠鏡を活用した国内向けの天体撮影サービスのモニター利用募集(有料)をスタートした。サービスの有用性評価のための調査協力として、2024年12月まで受け付ける予定だ。なお、利用料金は月齢によって異なり、新月期の3日間は1時間20,000円、満月期の4~5日は1時間0円と幅がある(詳しくは申込み用フォームを参照)。

モニター募集
モニター利用募集のお知らせ。画像クリックで表示拡大(星ナビ10月号 掲載の広告より)

リモート望遠鏡は海外に拠点があることから運営も現地会社によるサービスが多く、言葉の壁がこれまで日本からの利用においてハードルを感じていた人も多いだろう。その点、リコーが募集しているサービスは日本語でのオペレーションとなっているため、初めてリモート望遠鏡にチャレンジしようかという人にもとっつきやすくて安心だ。

現在利用できる望遠鏡は、オーストラリア・サイディング・スプリング天文台に設置されている口径51cm F4.4 Corrected Dall-Kirkham Astrographのみだが、今後、順次増やしていく計画もあるとのこと。

利用イメージ
リモート望遠鏡の利用イメージ(申し込みフォームより)

《天体撮影サービス・モニター利用》

■ 申し込み用フォーム:
https://indigo257803.studio.site/
■ 問合せ「株式会社リコー 未来デザインセンター TRIBUS 推進室 天体撮影サービスプロジェクト」:
astrophotography@jp.ricoh.com

〈関連リンク〉