2025年1月10日 金星が東方最大離角

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2025年1月10日、夕方から宵の南西の空で輝いている宵の明星の金星が太陽から最も離れて東方最大離角となる。

星図

夕方から宵に南西の空に輝く「宵の明星」の金星が、1月10日に太陽から最も離れて東方最大離角となる。

今シーズンの金星は3月上旬ごろまで夕空に見える。2月上旬には早くも日の入り60分後の高度が30度を下回るようになり、やや低めのシーズンだが、透明度の高い冬の夕空の中でキラキラと輝く明星の美しさは非常に美しく目を引くだろう。細い月との共演(1月3日/2月2日/3月2日)や、1月中旬の土星との接近も楽しみだ。金星は3月21日に内合を迎え、4月中旬ごろからは「明けの明星」として明け方の東の低空に姿を現す。

2024年12月~2025年3月の見え方
2024年12月~2025年3月の、日の入り60分後の位置(場所の設定は東京)。金星の見かけの形状は大きく描いている

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