防振モード自動選択機能搭載、防振スマート双眼鏡2種類がケンコーから新発売

【2024年11月5日 星ナビ編集部】

ケンコー・トキナーは、防振モード自動選択機能搭載した、手振れ補正付き防振双眼鏡「Kenko VCスマートセラートシリーズ」の「VCスマート 15×42 Cellarto WP」と「VCスマート 12×21 Cellarto」を11月22日に発売する。また、11月1日から数量限定で予約の受け付けを開始している。メーカー希望小売価格（税別）は、VCスマート 12×21 Cellartoが86,000円、VCスマート 15×42 Cellarto WPが110,000円。

防振双眼鏡には、対象を追いかけて大きくパンニングした時や、船の上で揺れている時などの"大きな揺れ"、止まっている対象を見ている時などの "微細な揺れ"と使い手のシーンにより揺れ方の違いがあり、それに合った最適な防振モードがある。これまでの防振双眼鏡は、搭載するモードの切り替えができず防振効果が不自然だったり、モード切り替えが可能でも手動で切り替える煩雑さがあった。

Kenko VCスマートセラートシリーズは、双眼鏡がおかれている"揺れ"の状況を双眼鏡本体が感知し、自動で迅速に最適なモードに切り替え、常時最適な防振効果が得られる。レンズ口径は21mmの軽量コンパクトな12×21と、レンズ口径42mmの大口径モデル15×42WPの2種類をラインアップ。

ケンコーVCスマート 15×42 Cellarto WP（提供：ケンコー・トキナー、以下同）

ケンコーVCスマート 12×21 Cellarto

■ 発売概要

• ブランド名：Kenko
• 商品名：VCスマート 15×42 Cellarto WP
• 希望小売価格：110,000円（税別）
• 発売日：11月22日（金）

■ 発売概要

• ブランド名：Kenko
• 商品名： ケンコーVCスマート 12×21 Cellarto
• 希望小売価格：86,000円（税別）
• 発売日：11月22日（金）

■ VCスマート 15×42 Cellarto WPとVCスマート 12×21 Cellarto 共通の製品特長

防振モード自動選択機能搭載

• 「対象を探す時や船の上の観測など、大きな揺れ」「対象を見つけて双眼鏡が止まった状態での微細な揺れ」これらの状態を双眼鏡が自動で検知し、最適なモードに切り替える機能を搭載。いつも最適な防振モードを迅速に切り替えて、最高の視界が得られる。

フルマルチコート

• 全てのレンズとプリズム透過面に光の透過を最大限に上げる "フルマルチコート（高透過多層膜）"が施されており、明るい像が広がる。

単3形アルカリ乾電池1本で駆動

• 電源は、国内海外問わずコンビニなどで簡単に手に入る単3形アルカリ乾電池を採用。1本で連続約28時間駆動。

オートパワーオフ機能を撤廃

• 駆動時間を延ばし、こまめに電源が落ちるオートオフ機能を撤廃。コンサートや観測の間、常に見たい瞬間を防振が効いた視界で鑑賞・観測することができる。

■VCスマート 15×42 Cellarto WPの主な仕様

• 倍率：15倍
• 対物レンズ有効口径：42mm
• コーティング：フルマルチコート、フェイズコート、高反射コート
• 実視界：3.8°
• 見掛視界：52.9°
• 1000m先の視野：66.3m
• ひとみ径：2.8mm
• 明るさ：7.8
• アイレリーフ：14mm
• 眼幅：54～74mm
• 最短合焦距離：4m
• サイズ（眼幅最大時）：180×70×118mm
• 重量：610g
• 防振角：±2°
• 防水：○
• 材質：本体ボディ：ポリカーボネイト樹脂、本体カバー：ABS樹脂、目当てラバー：NBR、転輪ラバー：ABS樹脂
• その他：ポーチ・ストラップ付

■VCスマート 12×21 Cellartoの主な仕様

• 倍率：12倍
• 対物レンズ有効口径：21mm
• コーティング：フルマルチコート、フェイズコート、高反射コート
• 実視界：4.8°
• 見掛視界：53.4°
• 1000m先の視野：83.8m
• ひとみ径：1.8mm
• 明るさ：3.2
• アイレリーフ：11mm
• 眼幅：54～74mm
• 最短合焦距離：2.7ｍ
• サイズ（眼幅最大時）：135×50×120mm
• 重量：409g
• 防振角：±3°
• 材質：本体ボディ：ポリカーボネイト樹脂、本体カバー：ABS樹脂、目当てラバー：NBR、転輪ラバー：ABS樹脂
• その他：ポーチ・ストラップ付