2017年1月12日 金星が東方最大離角
日の入り後の南西の空でひときわ目立つ金星が、1月12日に太陽から最も離れて東方最大離角となる。マイナス4等の輝きは、まさに「宵の明星」というにふさわしい。
この日のころ、金星からやや離れて上のほうに火星も見えるほか、金星のすぐそばには海王星もある。12日と13日には金星と海王星の間隔が1度未満の大接近となり、100倍程度の天体望遠鏡の同一視野に収まる。等級差が12等級以上、明るさにして8万倍もの差があるが、半月状の金星と暗く青い海王星が同時に見えるかどうか観察してみよう。
なお、夕空の金星は3月中旬ごろまで楽しめる。
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