天体画像ギャラリー > 彗星ギャラリー > ホームズ彗星(17P)ギャラリー > 15
27日宵と31日宵は透明度不良のため写りが悪いです。イオンのコマを強調したためダストのコマは露出オーバーになっています。
視直径がだんだんと大きくなってきました。
YK200の直焦で撮ろうと思ったらリングが見つからず・・・情けない。でも、なかなかの解像度です。
(1枚目)画面左が北方向、下が東方向です。雲の通過が多く、ピントが今ひとつ合っていません。
(2枚目)1月明の影響が無くなり、見つけやすくなりました。大きさ、全光度とも30日とあまり変わらないようです。
(3枚目)彗星は面積があるため、カペラ(0等級)並みに写っています。
わずか数日でホームズ彗星の視直径がかなり膨張しています。特に31日に行った31cm反射の直焦撮像ではST-7EK写野からはみ出してしまったのには驚きました。
500mmレンズの固定撮影でここまで写りました。デジタルカメラの進歩に感謝しなくては・・・
29日に比べるとだいぶ拡散してきました。やはりバーストから1週間くらいでだいぶ光度が落ちてしまうのでしょう。
80mm屈折×76倍で、中心の明るい部分と周辺のやや暗い部分が判別できました。7×50の双眼鏡でもその様子が分かりました。
観測写真としては不適切ですが、視直径の比較を解りやすく表現してみました。
10月29日と比較して、若干拡散しているように見えた。位置はほとんど変わっていないようだ。
擬似カラーで光の波紋を抽出してみました。
このところ夜の酒の時間調整が苦労します。このまま明るさを保持して皆さんの楽しみが長く続くと良いですね。
埼玉県熊谷市は今年の夏に気温40.8℃を記録し日本一暑い地域として認知され、熊谷市の町興しとして『熱いぞ熊谷』キャンペーンを実施していましたが、実は初冬の晴天率も日本一であることはあまり知られていません。この5夜連続観察はその産物です。
連日の様子を見ていると、核の画面すぐ右側にある黒い部分は、コマ近傍のシャドーのように思われます。
薄雲の合間をぬって撮影。