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数年ぶりに写真を撮ってみました。銀塩写真のころは寒さと戦いながら撮影していたものですか・・デジカメはすごいです。
肉眼でも、雲状に広がっているのが、確認できた。
やっと晴れて街灯りの中でも簡単に肉眼で見えました。素人でもこれだけ写せるのはデジカメの威力です。
急速に拡大して画面からはみ出しそうです。中心部の構造もよく見えてきました。
寒くなり赤道儀の運搬・設置が面倒だったので三脚で固定撮影。標準ズーム、開放F5.6の暗いレンズですが31日の撮影ではコマも写りました。CD-1やTOASTのようなポータブル赤道儀が欲しいところです。
月明かりもなく透明度もよく、コンパクトカメラによる手持ちコリメートでも良く撮れるものですね。
ここ最近、天候が悪くまったく観測ができませんでしたが、本日やっとスッキリと晴れてくれたので、撮れました。
依然として明るさは保っていますが、コマは大きくなり、淡く広がる様子です。コマのバックにある恒星が透けて見えていました。
ずいぶん大きくなり、輝度はやや淡くなっています。右下の方から尾が出て来そうですが、どうなることやら。まったく面白い彗星です。
(1枚目)かなり大きくなり、写野からはみ出しそうです。
(2枚目)強い処理をするとジェットの構造が見えきます。
(3枚目)反転で見やすくしてみました。
市街地ですが、自宅マンションのベランダからよく見えます。
ますます大きく見えています。光度はおちているのですが、見かけの大きさが大きくなったため、焦点距離が短いレンズでも明るく写ります。
(1枚目)都市部での撮影なので バックのカブリ等を考慮すると 今回は 30秒間が適正露出と なりましたかなり彗星らしい面状になってきました。
(2枚目)コマの中心部は 露出オーバーですが コマの拡がりやハローが表現できたと思います。
(3枚目)露出オーバーのコマ中心部を表現する為に短い露出で撮影しました。コマの中で 明るい部分が2つ 確認できます。大きな塊と小さな塊(光点)。核は 2個 あるのでしょうか。
合成フレーム数を増やし、強めのアンシャープマスク処理を行うことで、核南西の明るい部分に、V字形の流線構造?が見えてきました。撮影後の位置特定が困難なため、天球上の座標(2000年分点)を記入しました。