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再び、部屋の窓から昇ってくるところを撮影してみました。大きく見えるようになりましたね。
(1枚目)いずれも画面左側が北方向、画面下が東方向です。拡散が進み、彗星の輪郭がぼやけてきました。肉眼ではδ星(3.01等)とほぼ同じか少し明るく感じます。
(2枚目)核が分裂したか?と調べてみたら、核右側にくっついたように写っているのは恒星でした。
(3枚目)彗星右上(南西方向)の輪郭の崩れが激しく、この方向に尾が出ているようにも思います。(写っていませんが)
(1枚目)カラマツ紅葉で有名な御鹿射池に昇るスバルが映り、蓼科山の上に淡緑に輝くホームズ彗星が見えました。
(2枚目)レンズを31mmまでズームして、彗星とカラマツ紅葉を撮り合わせてみました。
(3枚目)ホームズ彗星の淡緑やプレアデス星団の青白、カラマツ紅葉の赤黄色に、秋の風情が感じられました。
随分でかくなってきました。彗星らしくもなってきました。
私的多忙な状況を脱し、素晴らしい空、気になっていたホームズ彗星は・・・ビックリ!!??不思議な姿に感動しました。
明るい空の中でもはっきりと肉眼で確認しました。20×100の双眼鏡で見ると、人魂か、かえるの卵の様に見えあまり見たことが無い姿でした。
8cm20倍双眼鏡及び20cm反射38倍で観測、光度2,8等 視直径32分。中心核の周りにクラゲ状のコマ広がり、その周りに淡いコマの存在が分かります。またコマの北半分は、輪郭がはっきりしているのに南半分の輪郭はぼけていて、尾状に広がっています
(1枚目)撮影現場に友人から「オーバー露出すればイオンテールが写せる」との情報が入り、早速トライしてみました。なるほど、クラゲの足のようなブルーのモヤモヤが3本写りました。名付けて≪宇宙クラゲ≫。
(2枚目)雲の通過で背景がムラムラになりました。
昇り始めたばかりで、高度が低かったが肉眼でもはっきりと確認できた。私の機材では、露出90秒でもオーバーぎみでした。
イオンテールの尾が出ないかなと画像処理しましたが、出てきませんでした。なお、この日はおうし座流星群の明るい流星もたくさん見ることができました。
望遠鏡では以前と比べ、かなり拡散しているように見受けられました。
3回目の観望でやっと撮れました。だいぶ拡散してきましたが、その分見やすくなった気がします。