天体画像ギャラリー > 彗星ギャラリー > ホームズ彗星(17P)ギャラリー > 20
一晩中晴れていたので、広角から長焦点まで撮影することができました。
はっきりと彗星らしい青緑色が写るようになりました。
(1枚目)増光から10日が過ぎ大きく拡散した姿を8×56双眼鏡で見るとダスト光芒がパールカラーに輝き、その光芒を包むようなイオン光芒が重なるさまは、本当に神秘的です。今後も楽しみな彗星です。
(2枚目)この写真の撮影後薄雲が発生しホームズ彗星の観察が困難となりました。
久しぶりの撮影日和最高でした。右下にイオンテールらしきものも見られます
(1枚目)彗星特有の青緑色が少し見られるようになりました。
(2枚目)月明かりがなく大都市を離れれば固定撮影の8秒露出でも結構写りますね。肉眼でもはっきりと恒星とは違う光芒に見えました。
(1枚目)やや暗くなりましたが、大きくなって見応えが増しました、どこまでこの姿が保てるのか楽しみです
(2枚目)雲の合間の撮影、コマの一方は明瞭な輪郭があるものの、反対側はだいぶ崩れかけてきました、拡散しているものの、光度の下落はそれほどでもないところが立派です、この様子だと半月後には、月より大きくなるのでしょうか
(1枚目)月明かりの影響されず、久しぶりの眼視彗星でした。惑星状に確認できました。
(2枚目)日々拡散していくのが分かります。
ほぼ1日の変化ですが、いよいよこの組合せの写野からはみ出しそうです・・・。
(1枚目)彗星右上(南西方向)の輪郭の崩れは、彗星の尾があるからと考え、中心部の潰れは覚悟でたっぷり露光をかけてみました。彗星独特の青緑色に包まれていますが..
(2枚目)いずれも画面左が北方向、画面下が東方向です。彗星右上(南西方向)の崩れがはっきり分かります。
(3枚目)肉眼で彗星をよく見ると、ちょっとピントを外したような滲みがあり、他の恒星と違って見えます。δ星(3.01等)より僅かに明るい気がします。
(4枚目)核から右上方向に明るい部分があり、何か吹き出ているように感じます。
(1枚目)いや、もう何と言うか…白色彗星帝国ですか、これは?(笑)
コマの太陽に面した部分での光度の濃淡から察すると、バースト後の拡散で内部は空洞に近いような状態になっているのではないかと思います。
(2枚目)短時間の露出では分からなかったイオンによる彗星特有の色のガスがコマを取り巻いているのが確認できます。同じ日に視直径のでの大きさの比較用に撮影したM31やM42と比べても遜色ないくらいの大きさになっているのが分かりますが、この日の撮影では60秒以上の撮影ではコマ内部はトーンジャンプで潰れてしまいました。
(3枚目)核から太陽と反対方向に短い尾の形で伸びているのが分かる。右下は中心部を更に拡大して処理したものだが、アウトバーストを起こさなかった場合はこれがこの彗星の本来の形に近いのかもしれない。正直なところ、20cmのニュートン鏡筒と一眼デジでここまで撮れるとは思ってもいませんでした。それだけこの彗星が興味深い現象を起こしている、といったところでしょう。
2夜の透明度は同程度で、露出時間と感度は同一です。