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(1枚目)光害がある場所での撮影でしたが,こんなにもはっきりと撮せました。画像処理は,自動調整のみ。
(2枚目)少し暗い場所で撮影しました。尾が発生したということで,画像処理を尾がわかるように調整してみました4時半の方向に尾が伸びていることがわかるかと思います。
天体写真ではしし座流星雨以来の遠征撮影でした。
撮影条件を同じにして、同じ晩に見えていたM42との明るさ、大きさの比較をして見ました。
自宅前から、彗星の全体像を狙ってみました。長時間にわたる撮影で、なんとか尾を写すことができました。南方向に尾が伸びていたため、横位置撮影のものをトリミングし、縱構図(上辺が北方向)にしてあります。モノクロで見ると、彗星の淡い尾が宇宙にたなびいている様子がわかります。光害カットフィルターを用いて撮影し、かつ背景の色カブリを減算することで、光害の影響を緩和しました。背景の減算は暗い空を擬似的に表現できますが、ノイズが目立ちやすいため、多数のフレームを撮影・合成する必要があります。
(2枚目)恒星間を移動していく様子が 楽しめました。コマを通して 恒星が見えます。
(3枚目)同じ構図で 2日間の撮影です。三角形の形状と17Pの変化が確認できます。
(4枚目)コマの形状に注目です。日々、拡散しながら 偏心が顕著になってきました。コマの一番明るい所に尾が存在しているみたいです。地球から彗星までの距離と方向の関係で特異な形状です。
イオンテイルを狙い長時間露出にて撮影しました。撮影中に38cmドブソニアンで観望しましたが、コマのエッジの崩れた側よりイオンテイルと思われる淡い光芒が広角に広がっている様もわかりました。
11月に入って天候が思わしくなく約3日ぶりに見ることができたのですが、視直径がだいぶ大きくなって肉眼でも満月の半分近くの大きさに広がって見えました。それにしても写真写りがいい彗星です。都内でこれだけ大きく鮮明に写る彗星は久しぶりな気がします。
時間差を置いて撮影したRGB画像をコンポジットしました。ダストが拡散してきたぶん、核が鮮明になってきました。南西方向のダストのエッジが拡散してきて、若干彗星らしくなってきました。
(1枚目)空の条件が良くなったので、拡散した周辺の薄い所までまで写るようになった
(2枚目)秋の星雲と一緒に狙ってみました。
(3枚目)長時間露出をかけるとカペラより明るくなります?
6日間でかなり大きくなりましたね。このままいくと3000mmの視野に入りきるれなくなりそうです。
街中で薄雲を通しての撮影ですが、思ったよりよく写って驚きました。片側の輪郭がぼやけてきたようです。
まるでタコ足のようなイオンテールが微かに描写できました。不思議な彗星です。
この夜は、町中としては比較的よい星空が見えていました。短時間露出で撮影した多数のフレームを合成することで画像の情報を積み上げ、IrisのRotational gradient フィルタによって、コマ内部の放射状構造を強調しました。タイトルの全体画像については別途。