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当日、赤城山(新坂平駐車場)には、平日にもかかわらず6グループ7名が集まりました。天文愛好家が減少する昨今、ホームズ彗星や『かぐや』が起爆剤になればうれしいです。
透明度がよく、街中としては良好な星空が見られました。コマの視直径は22′ほど。イオンテールの濃い部分が、頭部から離れてしまっています。コマからは、次の尾が生成されつつあるようにも見えます。画面右側(西側)の緑色の背景傾斜は、彗星の成分の拡散によるものか、あるいは光害等によるものか、この画像ではわかりません。ほぼノートリミング(対角線3°10′)。
賑やかな領域に彗星が加わり、さらに華やかになりました。
(1枚目)雲が多く、薄雲越しの観察となりました。長時間露光できないので彗星内部に的を絞り直焦点撮影のみとしました。肉眼では、δ星とほぼ同じ明るさに見えます。
(2枚目)薄雲越しで鮮鋭度に難があるとはいえ、画像処理に課題があると感じています。
イオンテイルを写すために露出を伸ばすと、彗星本体が完全に白飛びしますね。まだまだ明るさをキープしそうな勢いです。
初めての投稿です、今後ともよろしくお願いします。週末は悪天候の予報、今日しかない、夜勤明けの早朝に頑張りました。肉眼でもはっきりと見えていたので、ファインダー内に導くのがひじょうに楽に行えました。
(1枚目)球殻状に広がった彗星の中に、尾を伸ばした彗星がいるように見えます。本当に不思議な彗星ですね。
(2枚目)こちらはRGBカラーです。
光害が酷く尾は?ですが、コマを透して恒星が見える様子が素晴らしかったです。
水蒸気があってベストコンディションではありませんでしたが、肉眼でもそれとわかりました。
ホームズ彗星独特のイオンテールが描写できました。まるで『照る照る坊主』のような形が面白いです。
10/27,10/31,11/03,11/07の4日間の明るさ、大きさの比較です。暗く、拡がっていく様子がわかります。レンズ、露出すべて同一ですが、南北の調整はできていません。
10月27日に比べて視直径が4倍に膨らみ満月の半分以上ありそうだ。一方、大変薄くなった。とくに北側半周が薄くなり真円でなくなった。また核から北側へジェットが出ている様子がわかりやすくなった。
日に日に視直径が大きくなって楽しみです。
多段階露出で階調を出すようにしてみました。まさか彗星で多段階露出をするとは思ってもみませんでした。