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かなり拡散して淡くなってきましたが、空の条件の良い場所ではまだまだ十分な肉眼彗星です。
(1枚目)肉眼ではペルセウス座二重星団h-χと同じような感じで見えました。今だに肉眼彗星です。
(2枚目)人口16万人の安城市の中心市街地からも7cm双眼鏡で確認できました。
(1枚目)12月8日は寒冷前線通過前でシーングが安定していましたホームズ彗星を撮影した中でベストシーングでした。この撮影の後、夜半過ぎには雪になりました。
(2枚目)前夜は忘年会の後、自宅で早朝までふたご座流星群を観望していました。そのため、お疲れモードの体に鞭打っての撮影になりました。薄雲で星がニジミ雰囲気のある作風に仕上がりました。
(3枚目)ニコンD3、FXサイズのおかげでM34を同視野に捕らえることができました。これも薄雲で星がニジミ雰囲気のある作風に仕上がりました。
Gem群観測の合間に撮影。白浜町からは肉眼でも見えます。
アウトバーストから1月半が経過し、大きく広がったホームズ彗星です。MT-160では、画角からはみ出しそうな状況です。都市部では見づらくなりましたが、空が暗い場所では、肉眼でもよく見えますので、まだまだ楽しめそうです。
透明度が良かったせいか、肉眼では満月よりも大き目の丸いものが意外とはっきりと浮かんでいるな、といった印象でした。
雪が舞っていたため、少し下って撮影場所を探しました。ホームズ彗星はかなり拡散していますが、肉眼でまだよく観えます。ふたご座流星群も、想像以上の活発な活動が観られました。
光害地では双眼鏡でもかすかにしか見えなかった彗星が、当地では肉眼ではっきり大きな星雲状に見えます。何という彗星なのでしょう。二重星団より明らかに明るく、まだまだ3等台と思います。もっと標高の高い地点で見ようとしたのですが、雲に覆われてしまい、高度を下げ、夏のレタス畑付近での撮影です。今は一面の雪の原でして、時折小雪も舞い、寒かった。ふたご群もかなり活発に飛んでいました。
(3枚目)彗星らしき青緑色はまったくなくなり、モノクロ写真のようです。どこまで大きくなるのでしょうか。
(1枚目)まだ肉眼でも見えました。どこまで大きくなるのか?
(2枚目)ホームズと流星にトライしましたが、感度不足のためか、かすかに写っただけでした。
「彗星ガイドブック」に1892年のホームズ彗星の写真が載っていましたが、今回のバーストと似ているようです。
だいぶ淡く大きくなり、Fl.650mm+APS-CサイズCCDの写野(2.0゜×1.35゜)でも少々窮屈になってきました。彗星を通して背後の恒星が沢山見え、いかにもスカスカな印象を受けます。
ふたご座の足元から南西の方向にマイナス4等から5等ぐらいのひじょうに明るい流星が、おうし座を貫き消えて行きました。午後10時から12時の間、1時間あたりの流星は30個程度でしたが、明るくてもなかなか写真に写らず、この流星の出現時刻はシャッターを開けて10秒ぐらいですので、およそ23時19分ごろに出現したものです。多くの冬の星座と1等星が賑やかですが、それに加えて最接近をむかえつつある火星とホームズ彗星を1枚の画像に収めることができました。このレンズは重宝しています。