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今日もきれいに晴れました。しかし、いつまで明るいままなのでしょうか?
やっと晴れました。ずっと曇りが続いた年末年始でした。
撮影時の使用レンズ、露出や彗星の向きなど点でバラバラですが、太陽との大きさを比較できるようにリサイズ・編集しました。
当初は月と比べて視直径の変化を追ったものを作りましたが、実際の彗星の大きさを思えば太陽との比較が妥当と気づき、やっと撮影した太陽の画像と並べてみました。彗星の大きさは写真上の恒星の距離を測り、地心距離も加味した上でリサイズしたものです。
こうして比べると、バーストで放出された物質が音速を遥かに超えるスピードで拡大していることがわかります。改めて「彗星という現象」のスケールの大きさに感動しました。
ホームズ・タットル・M31はどれもファインダーで確認できないため、3つの天体を導入するのに手間取りましたがデジタルカメラはその場で確認できるので修正を繰り返し同じ画面に収めることができました。銀塩カメラだとこうはいかないですね。
(1枚目)靄がかかって、ソフト効果で写真としては星の色が良く出ました。60mmの双眼鏡ではタットル彗星はM33より明るく見えます。ホームズ彗星は肉眼でまだ確認できます。
暗い山で見ても、肉眼ではかすかに見える程度でした。そろそろ肉眼彗星の終わりになってきたようです。
4等星までしか見えない自宅でも、双眼鏡で何とか明るい部分が細長く見えました。
2時間後には雪が降り出し、以降2日間ずっと降りっぱなしでしたが、なんとか撮影できました。
(1枚目)透明度もなかなかよい中、いまだ肉眼でも観測できます。
ただ、相当に淡くなり、中心部分のみが肉眼で見えています。真白な世界。不思議な彗星です。
(2枚目)頭上のためたいへん構図がとりにくい対象でした。
これだけ明るく面積のある彗星が2個浮かんでいるのはすばらしいの一言です。
雲の晴れ間、大荒れの後の空は、久しぶりに澄んだ空でした。
しばらくぶりに撮影しましたが、だいぶ暗くなりましね。
とても大きく拡散して淡くなりましたが、まだ肉眼で見つけられます。