天体画像ギャラリー > 2009年 > ルーリン(鹿林)彗星(C/2007 N3)ギャラリー > 11
黄砂の影響からか、昨日(20日)よりも透明度が悪く、望遠鏡での眼視では見え難い感じでした。
(1枚目)70mm双眼鏡でやっと見える彗星ですがシュミットのシャープな星像で何とか写りました。
(2枚目)約2時間の移動の様子がよくわかりました。
黄砂のかすんだ空でしたが、 彗星の尾が予想以上に写りました。
ところで、2コマ共に線状のものが写り込んでいます。鹿児島の別な場所で同日に撮影した友人の写真にも写り込んでいます。全てのコマに写っている訳でなく同じ場所でもないので、デブリ?静止衛星?疑問に思っているところです。
冬型の気圧配置が緩んだ直後の隙間を狙って撮影しました。気温は-10℃、無風状態で楽な撮影でしたが、雲の流れがあり、4コマ揃えるのに時間がかかりました。
彗星の明るさは、4等級中〜後半でしたが、目の悪い私の肉眼には見えませんでした。
ISO800で2分開けても400で4分開けても被らないという、10日前とは比べ物にならないくらいの好条件、彗星が上る前には極軸やピント合わせなどの調整も全て済ませて準備万端で撮影に臨んだ…のですが、どうやら赤道儀の赤経モーターが長年の酷使に耐えきれずに不調になったらしく、3分から5分の露出で撮影した画像は赤経側の予期せぬ動きにより使い物にならない状態でした。
3200という感度での撮影は不本意でしたが、結果的には目的だったコマ周辺の淡いガスの部分とアンチテールを撮影する事ができたので良しとするか、といったところです。
久しぶりのルーリン彗星はぐっと明るくなり、肉眼で何とか位置が分かりました。6cm双眼鏡ではダストテイルはしっかり見えましたが、イオンテイルはあるかないか、写真でもかすかに写っている程度でした。
初めてルーリン彗星を見に行きましたが、ぎりぎり肉眼で見える程度で探すのに苦労しました。ガイド撮影の機材を持っていなくて、固定撮影しかできなかったのですが、なんとか存在だけは捉えることができました。ガイド機材がほしいなってつくづく思いました。
半月ぶりにルーリン彗星を見ました。肉眼でもよく見え、コマが随分大きくなりましたね。移動速度も速く、僅か4分の撮影でもずれているのが分かります。
擬似カラー処理してみると、コマ付近は同心円形で、活動が穏やかのようです。バーストでもしてくれれば面白いのですが・・・
肉眼ではっきり確認できました。4.5等星程度。Φ5cmの双眼鏡では月の大きさ程度に見えました。尾が両側に薄っすら見えていました。18日は片方だけだったのですか、変化が面白いです。
(1枚目)都市部からでも撮影可能な明るい彗星ですが、やはり空が暗い場所まで遠征すると良く写ります。ダストテイルははっきり写り、イオンテイルがねじれている様子も写ってくれました。肉眼でも星雲状に見え、望遠鏡を使うとダストテイルがわかりましたが、イオンテイルは眼視では確認できませんでした。
(2枚目)MT-160の焦点距離では、尾の全体は入り切りません。淡いイオンテイルの写りは、FC-50で撮った方が良好でした。
(3枚目)おとめ座の西部から土星までの範囲を、カメラレンズで撮影してみました。標準レンズぐらいでも、尾のある姿を撮影できますので、色々な機材で楽しめます。
彗星は左上に進行しており、10分の露出でもその移動の早さが分かります。上の方に人工衛星でしょうか2つ程写っています。テイコの皆さんお疲れさまでした。
黄砂の影響か、高度が上がるにつれ透明度が悪化しましたが何とか撮影できました。
雲が出てきて慌てて撮りました。来週は天気悪そうだし・・・。肉眼でも、もやっと?してました。それにしても今年は、暖かいですね。黄砂も来てるし春ですね。
氷点下8度雪原での撮影でした。