天体画像ギャラリー > 2009年 > ルーリン(鹿林)彗星(C/2007 N3)ギャラリー > 12
強調処理により、蛇行したイオンの尾を表現しました。
双眼鏡で見るのが一番ですね。すばらしい眺めでした。
7日に観測した時と比べて、ずいぶん明るくなってきました。双眼鏡でも楽に見つけられましたし、肉眼で確認できました。4等星と同等か少し暗いくらいでしょうか。
ダストテイルにひじょうに淡いイオンテイルが加わり、両翼を広げた鳥のようです。
ようやく望遠鏡による自動追尾撮影ができました。
今回の彗星は尾が観られないのでは?と思っていたのですが何とか撮影できて満足です。
4等星しか見えない光害地で薄雲も通過しましたが、2/7と比べコマは2倍程度になり、左(東)にダストの尾が長くはっきり写りました。右(西)にイオンの尾も微かに写っているようです。
月明かりも無く、絶好の日でしたが、黄砂の影響もあってか、透明度が悪い状況でした。肉眼では、ルーリン彗星は見えず、星の配列を頼りに導入しました。カメラレンズを通してみると、彗星がファインダー上に確認できました。
市街地でカブリがひどいため、F2.8で撮影してみました。画像処理は強めです。
彗星写真はなるべく恒星は点像に近いほうが一般の方々に評価されると思います。
彗星のコマの両側に尾が伸びているのが分かりました。
(1枚目)再レタッチ(恒星コンポジット)で淡いイオンテールを強調してみました。ルーリン彗星が銀河団近傍を通過しているところです。
(3枚目)夜半を過ぎると黄砂の影響は、ほとんど無くSN比の高い星空でした。彗星も肉眼で楽に確認でき、8×56双眼鏡での光度見積もりは4.5等です。また、ダストテール、イオンテールがしっかり見え彗星らしい写真が期待されたのですが、サンニッパでのイオンテールの写りがイマイチだったので200mm F2.0でトライするとそれなりに彗星らしい写真になりました(この一絞りが淡い天体には大きいです)。
冬型の気圧配置が緩んでくれたおかげで、2月4日以来のルーリン彗星です。
肉眼でも存在が判るほどに明るくなっていました。
彗星追尾ができず、側にある恒星に合わせてガイドしました。僅か180秒の露出でも、彗星の中心部分が流れてしまいましたが、彗星の核を基準にして合成してみました。
空が明るく、望遠鏡を使っても彗星が見えない状態でした。天文○イドの簡単な星図を参考にして導入しました。しかも、ガイドがうまくいかず、星がガクガクです・・・。
ルーリン彗星、初めてお目にかかり感激です。
雲の隙間からの撮影になってしまい、十分な露出が稼げませんでした。焦点距離約400mmで尾が画面からはみ出しそうです。
(1枚目)風の強い日が続いたり、曇ったりでストレスのたまる天候でしたが、やっと撮ることができました。
(2枚目)Atik11000の試し撮りの中の1枚です。右上は明らかに人工天体、彗星の下のは流星? 只今、Atikを使っての撮影システムを構築中です。