天体画像ギャラリー > 2009年 > ルーリン(鹿林)彗星(C/2007 N3)ギャラリー > 18
透明度が良かったのか思った以上に尾が写りました。
西天にまわった彗星のために新しい観測地を開拓しました。月齢を考えるとそろそろ見納めのようですが、この彗星のおかげで彗星核ガイドや新観測地など、多くを得ることができました。
今回は、レデューサーを使用してみました。光害がひどいせいか、淡い部分まで出ませんね。
夜半前までべた曇だった空が、深夜になって急速に回復。透明度の良い、満天の星空となりました。急遽、自宅庭に望遠鏡をセット。美しい尾を持ったルーリン彗星を撮る事ができました。肉眼では微かに存在が分かる程度。2月に比べると、随分暗くなったように思います。5.5等程でしょうか。
早めの菜種梅雨なのか、天気が良くありません。夜半から晴れ間が広がり、プレセペ星団に近づいたルーリン彗星を撮影することができました。
(1枚目)イオンの尾とダストの尾がほぼ180の角度で見えています。こんな姿の彗星は初めてです。それにしても移動速度が速いです。
(2枚目)雪雲が迫り、近くの星々もソフトフィルタをかけたようにぼんやりとして何かいい雰囲気です。10日ばかりの間に尾の見え方が大きく変わりました。
30mm双眼鏡でなんとか確認できる程度でした。雨上がりで透明度は良かったのですが、すじ雲により60Sしか露光できませんでした。
やっと晴れたので会社から帰宅後に思い切って遠征しました。現地に着いたら雲が出ていて薄雲の中で僅か20分ほどのチャンスでした・・・
街灯のかぶりがひどい中、ダーク処理など何もしない1枚にかなりの処理を加えました。双眼鏡で見たダストテイルの印象は、「太いなあ」でした。
天候に恵まれず、晴れたチャンスに自宅前で撮影しました。光害がひどく30秒くらいで空は真白でしたが、色調を補正して見れるようになりました。5cm双眼鏡で確認できました。
2月よりチャンスを待っていたが中々晴れない中ダメもとで近場で待つと9時頃より絶好の彗星観望となった。
(1枚目)久しぶりの晴れでした。イオンテール見られません。
(2枚目)イオンテールが薄く写っています。
本当に久しぶりの晴れ、今後も悪天候続きの予想でこの機会を逃すとまたいつ撮影できるかわかったものじゃないので、日帰りで都内から光害の少ない外房まで写しに行ってきました。
月明かりが多少あったものの、写真でははっきり彗星が写ってくれました。地球から遠ざかってコマの広がりはいくぶん小さくなったものの、長いダストの尾が伸びていて、より「ほうき星」らしい姿になってました。
プレセペ星団より僅かに暗い感じで眼視確認でき、7X50双眼鏡では短い尾が確認できました。また回帰してくれ!!