天体画像ギャラリー > 2009年 > ルーリン(鹿林)彗星(C/2007 N3)ギャラリー > 19
満月に近い月が、空に出ていなかったけど、明るい空でした。双眼鏡Φ70mmで存在がやっと判りました、Φ43mmでは確認できません。カメラで彗星を捉えるまで、苦労しました。前日は月明かりで確認できませんでした。
満月で透明度が良。肉眼で3等星があぶない状態でしたが、60mmのフィールドスコープで確認できました。30mm双眼鏡では確認できず。
満月で空が明るく、双眼鏡では見えませんでした。
透明度は良かったのですが、月の影響により30mm双眼鏡では確認できず。
(1枚目)月が沈む時間を狙って遠征したのですが、月没とともに雲が多くなり曇ってしまいました。なんとかこの1枚のみ撮影できました。
(2枚目)夜半過ぎから綺麗に晴れたので、プレセペとの2ショットを狙ってみました。
(3枚目)月が近過ぎて双眼鏡でやっとプレセペがわかるようなコンディションでしたが、なんとかランデブーを捉える事ができました。
(1枚目)3時頃まで粘ってたのですが晴れないので諦めて就寝した後、眠れないので4時半頃に外を見ると快晴!西空に沈みそうなルーリン彗星とレグルスのランデブーを捉える事ができました。
(3枚目)この日は前半晴れていたのですが、このコマを撮影する頃には雲間からの撮影になってしまいました。この後はベタ曇りになりダメでした。
(4枚目)夜半過ぎから晴れだしたので急ぎ準備したのですが、観測所西脇にある電線にかかってしまいました。
(5枚目)この前に撮ったFSQでの画像に電線がかかってしまったので、急遽高い位置にセットできる200mmレンズで撮影。でも下側が一部電線にかかってしまったので、少しトリミングしています。
再処理です。恒星位置基準でコンポジットしてみました。
このルーリン彗星の画像は、20年以上前から「PbO」の活動をサポートしてくれている深井氏が、3/1初めて本格的に自身で天体撮影したもので、片山が画像処理を行っています。StellaNavigator Ver.8でチェックすると、画像左上の一番明るいオレンジの星は GSC834.1466(5.4)で、その真南(真下)のオレンジ色の星 GSC834.122(7.1)位まで約1度のダストテイルが伸びている様に画像では見えます。(実際はもっと長く伸びていると思いますが)イオンテイルはダストテイルの向こう側に伸びている様で、見えないですが、ダストテイルは結構、地球の方を向いて来ているためか、根元が太いです。逆行なのでモーションは速い様ですが、ほぼ黄道面に沿って動いているので、尾の状態は比較的イメージし易い様に思います。
夜半前まで曇っていてプレセペ星団との接近は見れないかと思っていたのですが1時ちょっと前に外に出てみるといつのまにか雲が切れて西の空にしし座が見えていました。
急いで撮影準備をして撮影したのですが、ルーリン彗星の位置が少し低くなってしまい屋根のアンテナにかかってしまう為露出時間が延ばせませんでした。
彗星の写りはあまり良くなかったのですが、プレセペ星団の側にある時に見れたのは運が良かったようです。
1分以上の露光は月明かりのためにかぶって全滅しました。
(1枚目)山の稜線に沈みかけたルーリン彗星を捉えました。
(2枚目)薄雲が有り、その薄雲をかいくぐっての撮影でした。尚、ルーリン彗星の光度は5.5等と見積もりました。
(3枚目)M44、M67とランデーブで撮影が大変でした。