天体画像ギャラリー > 2009年 > ルーリン(鹿林)彗星(C/2007 N3)ギャラリー > 4
彗星のコマでコンポジットしました(恒星が流れているのはそのためです)。双眼鏡でイオンテールが確認できたので、彗星のコマを端に寄せてフレーミングしましたが、思ったほどイオンテールが伸びてなく残念(双眼鏡で約1度、写真で約1.5度程度が確認できました)。
また、彗星光度は、てんびん座33番星より明るく、34番星より暗く見えていましたので5.7等と見積もりました。イオンテールが淡いので、SN比の高い星空が必要となります。
高感度カメラを使用したガイド鏡の画像にも、彗星が確認できました。更に明るくなれば、彗星核で追尾できそうです。
5cm双眼鏡でしっかりと確認できるまでに成長しました。でもテイル&アンチテイルはなかなか写らないようです。
ルーリン彗星の初観測です。随分明るくなってきましたね。肉眼では確認できませんでしたが、ファインダーを通してははっきり見えていました。6等級ほどでしょうか。これからが楽しみです。
先週よりも明らかに大きく明るくなりました。10×70双眼鏡ではM4より明らかに明るく見え、5.5等程度になっていると思います。このまま順調に明るくなれば4等前後までいきそうですね。
日を追うごとにどんどん明るくなる今後が楽しみです。
青みを帯びた緑色のコマが大きく広がった姿を15×50単眼鏡ではっきり見ることができました。抜群な透明度で空がとても暗かったので、画像処理が楽にできました。
月初めに比べると高度も上がって観測しやすくなりました。光度は6等台に入ったようで、8×24のコンパクト双眼鏡でも容易に見つかりましたが、尾はさすがに確認できませんでした。画像上では西に伸びるイオンテイルよりも東に伸びるアンチテイルの方が目立っています。
光度は順調に上がってきていますがテールは予想通り?あまり成長しません。
夜半まで雪が降り明け方になってもなかなか雲が取れず、薄明開始ギリギリのところで何とかお目にかかれました。
神奈川県は東京方面の明るさで明け方の彗星は条件的に厳しいのですが、それに負けない明るさになってきました。
南の空に煌めく月があたりを照らしだす中撮影しました。しかし、彗星は着実に増光していて、月明かりと都内の光害の中でもはっきり写ってくれました。