天体画像ギャラリー > 2009年 > ルーリン(鹿林)彗星(C/2007 N3)ギャラリー > 6
左上に進行中。
(1枚目)双眼鏡(キヤノン IS 12×36)でもあまり尾を確認できませんでした。
(2枚目)バックグラウンドが結構明るく、あまり尾を写しだせなかったです。
自宅マンション駐車場から撮影したルーリン彗星です。天秤座α星の近くに位置していたので肉眼で見えるかどうか注視しましたが、肉眼では確認できませんでした。
観測条件がよくなり(薄明時には南中)、レタッチが楽になりました。しかし、2月2日と比べて光度が明るくなっていないのが心配です(本日、5.5等と見積もりました)。また、太陽活動が低調なせいか彗星にダイナミックな変化が無いのが残念です。
串団子彗星ですね。
かなり明るくなってきました。ただ、神奈川県は東側が東京方面の明るさで、薄い尾の部分の撮影は厳しいものがあります。
糸のように細く長いイオンテールは1/28だけの現象だったようです。
移動が速くなりましたのでカット当たりの露光を180secに切り詰めました。
妙義山で撮影の準備をしていたら、浅間山の噴火で噴煙、火山灰と硫黄臭くて急遽場所を移動して撮影しました。
2本に分岐したイオンテールが見えます。この時期、彗星の高度が上がってくると薄明が始まってしまうのが残念です。
浅間山が噴火した直後で、火山灰を浴びながらの撮影になりました
横浜市内でも7x50双眼鏡で存在が分かりました。眼視では白い星雲状ですが、撮影するとエメラルド色です。
撮影後、望遠鏡を片付けるとレンズに白い粉がかなり付着していました。浅間山の火山灰が横浜にも降灰したようです。
またひとまわり大きくなり、移動も速くなりました。糸のように細く伸びる西側の尾が面白いです。
移動量が大きいので重ねてみました。
(1枚目)ほぼ1か月ぶりの観察でしたが、明らかに大きく明るくなっていて、ファインダーですぐに見つかりました。
(2枚目)未だ肉眼では分からないですが、画像からは尾がかなり伸びているように思います。尾の後ろが少しちぎれているような?気もします。
(3枚目)さそり座から離れ、てんびん座α星にかなり近くなったのが分かります。午前3時を過ぎる頃には見え始めています。