四国の愛媛県久万高原町(標高500メートル)にある菓子店プティ・クリフでは、お店の代表作「星空のチーズケーキ」が大人気だ。
久万高原町といえば、自然豊かで満点の星が見られることで知られており、久万高原天体観測館もある。まさに、地元の星空の美しさをケーキの名前にしたというわけだ。
見たところ、なんの変哲もないこのチーズケーキ。実は、3通りの食べ方でたのしむことができる。
1つ目は、あたり前だが、冷蔵庫から出してそのまま食べる。 2つ目は、冷蔵庫から出して20分ほど室温に置いてから食べる。 3つ目は、な、なんと電子レンジで温めるのだ。ただし、15秒ほど。
1、2番目の食べ方でも、じゅうぶんにスフレ感やさわやかさを味わえる。が、気になる電子レンジで温めた場合はどうなるのか。慎重に電子レンジの秒数に目をやること15秒。取り出したチーズケーキに触れてみると、わずかに温まっていた。そして、チーズケーキを端からほおばってみてびっくり。おどろくほどふわふわ感が増していたのだ。まさに焼きたてそのもの。
チーズケーキの味の秘密は、地元で採れる素材を優先してつくっていること。そして、防腐剤や保存料も一切使用していない。新鮮な地鶏の卵と厳選したクリームチーズでつくられた、ふわふわとした甘さをおさえたさわやかな味は、残暑の続く今の時季にもオススメ。注文はネットでも可能。冷凍しておけば、30日は保存ができる。送料サービスのお得なセットもあるので、ぜひお試しあれ!
なお、久万高原町にある久万高原天体観測館の本館は、すべて木を使って建設されており「星天城」という名前がつけられている。お城の中では、生の解説のプラネタリウム番組が上映されている。また、一般公開されている口径60センチメートルの反射望遠鏡は、彗星や超新星などの研究にも役立てられている。