ハッブル望遠鏡が生まれたての星の姿を捉えた
【1999年2月9日 Space Science Update (NASA, STScI) 】
生まれたばかりの星の姿を、NASAのハッブル宇宙望遠鏡が撮影することに成功した。
今回撮影された星は、おうし座の方向にあり、約450光年離れたもので、中心の星が形成されてから間もない、ひじょうに若い星たちだという。
星の中心から、星雲のようにひろがってみえるのが、生まれたばかりの星をとりまく塵で、中心にある星の光によって塵が反射して見えているもの。
こうした生まれたばかりの星を観測することで、惑星系の誕生過程などの謎を解くことが期待されている。
より詳しい情報は、STScIのホームページにて公開されている。
■http://oposite.stsci.edu/pubinfo/pr/1999/05/index.html