MGSが撮影した火星の悪魔の通り道
【2000年3月14日 NASA MGS MOC Release No. MOC2-220 (2000/3/12)】
マーズ・グローバル・サーベイヤー(MGS)の火星軌道カメラ(MOC)により撮影された、まるで悪魔が通った跡のような火星の縞模様の画像が公開された。なぜこのような構造ができたのかは不明であるが、一つの解釈として、ダストデビル(小規模な竜巻のような嵐)が通過した跡である可能性が指摘されている。
(画像1)Argyre Planitia付近(2000年2月21日撮影)。火星南緯51度付近で、火星表面でのスケールは横3km、縦5km。
(画像2)Promethei Terra付近(1999年12月30日撮影)。火星南緯58度付近で、火星表面でのスケールは横3km、縦5km。