すばる望遠鏡がとらえた不規則銀河銀河M82
【2000年3月27日 すばる望遠鏡プレスリリース (2000/3/24, 日本語)】
ハワイ・マウナケア山頂に設置されている日本の「すばる望遠鏡」(有効口径8.2m)によりとらえられた不規則銀河M82(NGC3034)の画像が公開された。
この画像は、すばる望遠鏡の基本観測装置である微光天体分光撮像装置FOCASにより、この機器のファーストライト日(2月2日)に撮影されたもの。
画像では、銀河中心から真紅の光が垂直に広がっているようすが詳細にとらえられている。この光は、電離した水素ガスが放つHα線で、これは近赤外線であるため人間の目では見えないが、もし人間の目が近赤外線まで見ることができればこのような色合いに見える。
より詳しい説明および高解像度画像はリンク先(日本語)を参照していただきたい。