太陽に肉眼黒点が出現中

【2000年9月21日 アストロアーツ】

太陽表面に出現した肉眼黒点

星くらぶM57の高橋篤司さん提供による9月21日の太陽

画像は、星くらぶM57の高橋篤司さん提供による9月21日の太陽。左側に見えている特に大きな黒点は、日食観測用のサングラスを使えば肉眼でもぼんやりと確認できる。この黒点は、今後太陽の自転に伴なって太陽の中央付近に移動していく。今週末〜来週はじめにかけてが見ごろとなりそうだ。

今年は、11年周期の太陽活動の最盛期にあたるため、太陽には大きな黒点が頻繁に出現している。

[画像データ]
撮影者： 高橋篤司さん (星くらぶM57)
撮影地： 京都府木津町
撮影日： 2000年9月21日
望遠鏡： タカハシFC-76フローライト・アポクロマート屈折
フィルター： D4 + ND2 + ND4フィルター
アイピース： ミードSP26mm
カメラ： ニコンCoolPix990デジタルカメラ
露光・絞り： 1/863秒 F7.0

※高橋さんのWebサイト「学研都市の空」の「太陽日記」にはクローズアップ画像もあります。

※太陽を観測される場合は、十分な減光などの対策を行ない、目や観測機器を傷めないように注意されたい。特に、望遠鏡を用いる場合、観測方法が不適切だと失明につながる恐れがある。また、裸眼のまま太陽を直視したりしないこと。

＜リンク＞

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