アトランティス号、日本時間2月8日朝打ち上げへ

【2001年1月25日】

新世紀初のスペースシャトル・ミッションとなるアトランティス号 (STS-98/国際宇宙ステーション組み立てフライト5A) の打ち上げが、アメリカ東部標準時間2月7日18時11分 (日本時間2月8日午前8時11分) ごろと決定した。アトランティス号は、3回の船外活動 (EVA) を含む作業により、アメリカの実験棟「デスティニー」を国際宇宙ステーション (ISS) に取り付ける。飛行時間は、10日と19時間を予定。

アトランティス号の打ち上げは当初1月18日の予定であったが、固体ロケットブースターへつながる信号ケーブルの修理作業のため1月19日に延期された。その後、他のシャトルの同じ部分の検査結果から、アトランティス号にも念のため再検査が必要と判断されたため、発射台に据えられていたアトランティス号は、いったん機体組み立て棟 (VAB) に戻され検査を受けていた。この検査により、ケーブルに異常が無いことが確認された。

ISSでは、2000年11月初めより第1次滞在クルー3名の任務が続いている。

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