宇宙開発事業団、新たに2名を宇宙飛行士として認定
【2001年1月29日 宇宙開発事業団 (2001.01.24)】
宇宙開発事業団 (NASDA) の宇宙飛行士候補者、古川聡氏および星出彰彦氏は、1999年4月より宇宙開発事業団において、国際宇宙ステーション(ISS)要員の宇宙飛行士となるべく基礎訓練を受けてきたが、このたび訓練を終了し、審査の結果、宇宙飛行士として認定された。これでNASDAの宇宙飛行士は7名となった。
両宇宙飛行士は今後、日本を含む各国で行なわれるISS全体のシステム操作に係わる運用訓練 (アドバンスト訓練) に参加するとともに、日本実験棟「きぼう」の開発支援業務などを行ない、さらに搭乗割当てを受けた後、搭乗期間中のミッションに関する訓練 (インクリメント固有訓練) に参加し、ISSへの搭乗に備える予定。
なお、基礎訓練はISS計画に参加する各国 (日本、アメリカ、カナダ、ヨーロッパ諸国、ロシア) の宇宙機関が、国際的に規定されたガイドラインに沿って実施する訓練であり、古川及び星出宇宙飛行士は、日本で行なう宇宙飛行士基礎訓練を終了し認定された初めての宇宙飛行士である。
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