3月11日五島プラネタリウム最終投影

【2001年3月9日 アストロアーツ】

東京渋谷にある「天文博物館五島プラネタリウム」は、惜しまれながらも今週末の3月11日(日)に閉館となる。閉館が近づくにつれ、五島プラネタリウムには多くの来館者があり、現在はかなりの混雑状況になっている。先週は休日には約2500人、平日でも1500人の入場があったという。今週に入り混雑度はさらに増している。

このため、現在五島プラネタリウムでは朝10時から整理券を配布している。館に到着後、まずこの整理券を入手し、その後投影時刻の前に戻り入場するシステムになっている。整理券は1日4回の投影があった本日3月9日(金)には14時ごろに、1日6回の投影のあった先週末の土/日曜には15時30分前後にその日の最終投影の席が埋まるほどの混雑ぶりだ。このため、遠方からはるばるやって来たのに、やむなく目的を果たせずに帰るという方も多かったという。

最終投影となる11日はもちろん、10日土曜日も、これ以上の混雑が予想される。五島プラネタリウムでは、遠方の方はなるべくインターネットライブ中継(終了いたしました)のほうをご覧になるようにアナウンスしている。また、「五島プラネタリウム・ヒストリービデオ」にも最終日の投影のようすが収録されることになっている。

アストロアーツでは、11日最終日の投影のようすを、インターネットライブ中継(終了いたしました)(13時から19時)するとともに、五島プラネタリウム入り口のある東急文化会館8階ロビー内にて、ヒストリービデオの予約受け付けならびに星ナビ3月号(五島プラネタリウム特集)と4月号(最新号)の販売を予定している。

<関連>

<お知らせ>

  • 最終日は第1回目の10時30分からの投影は、五島プラネタリウム「星の会」会員向けの投影となるので、一般の方の入場はできません。
  • 問い合わせ多数のため、五島プラネタリウムでは現在電話が繋がりにくくなっているとのことで、電話でのお問い合わせは遠慮してほしいとのことです。

<参考:入館までの流れ>

現在の五島プラネタリウムの入館までの人の流れは、以下のようになっています。

  1. 五島プラネタリウムのある東急文化会館8階に着くと、多くの場合2本の人の列ができているので、このうち整理券を求める人の列に並ぶ(この列は、窓口から階段の上の方に向かう列となっている)。
  2. 列が進むと窓口にて入場券を購入し、同時に希望の投影時刻を伝え整理券を発行してもらう。
  3. 整理券の時刻の投影開始前に、再び五島プラネタリウム入り口に戻り、今度はすでに整理券を入手済みの人の列に並ぶ。この列は階段伝いに下の階に向かって伸び、先週末には入場開始直前に1階まで到達していたときもあった。
  4. 投影開始25分ほど前になると入場開始となるので、列の進みにしたがい館内に入場する。席は自由席となっているので、先に列に並んだ人から希望の席に着席となる。