彗星内の有機分子は地球衝突の際にも生存
【2001年4月13日 Spaceflight Now / Universuty of California at Berkelery News Release (2001.04.13)】
カリフォルニア大学バークレー校惑星科学部の地質学者Jennifer G. Blank氏を中心とする研究チームによる研究の結果、彗星に含まれる有機分子は、彗星が高速で地球に衝突した際にも、かなりの量が分解されずに分子構造を保つらしいということがわかった。この説は、サンディエゴで開催されたアメリカ化学会の会合にて発表された。この研究成果は、生命に必要な有機分子が彗星により宇宙からもたらされたとする説を支持するものだ。