国立天文台、系外銀河の中心の巨大ブラックホールを高い信頼性で確認

【2001年8月7日 Mainichi INTERACTIVE (2001.08.06)

太陽の280万倍もの質量を持つ巨大ブラックホールが、渦巻き銀河「IC2560」の中心にある証拠を見つけたと、国立天文台 (東京都三鷹市) が8月6日発表した。同天文台の中井直正教授らが、野辺山宇宙電波観測所 (長野県南牧村) にある45メートル電波望遠鏡を使って確かめた。信頼性は99.2%で、これまで世界で「発見」された約20の巨大ブラックホールのうち、99%以上の信頼性で存在が確認されているものは今回で3つ目という。

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