水星の日面通過

【2003年5月6日 アストロアーツ】

明日5月7日(水)の14時過ぎから、水星が太陽面を通過する現象が見られる。水星の日面通過は3年半ぶりの現象だ。水星はおよそ5時間かけて太陽面を通過するが、通過し終わる前に日没となってしまうため日面通過の全過程を見ることはできない。

日面通過の観測は、望遠鏡に太陽投影板を取り付けて映し出すのが、見やすく安全である。また、写真やビデオによる記録にも挑戦してみたい。詳しくは「【特集】2003.05.07 水星日面通過」のページを参照してほしい。

また、当日は全国の天文台や科学館などで観望会が行なわれるほか、インターネットによるライブ中継も行なわれる予定だ。もし曇ってしまって観測ができない場合は、ライブ中継で3年半ぶりの現象を楽しもう。

<ライブ中継を行なう主なサイト>

なお、次に水星の日面通過が見られるのは3年半後の2006年11月9日となる。また、来年2004年の6月8日には金星の日面通過が見られる。

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