コニカミノルタ、レンズ交換式デジタル一眼レフカメラ「コニカミノルタα-7 Digital(仮称)」の開発を発表
【2004年2月19日 コニカミノルタカメラ株式会社】
コニカミノルタカメラ株式会社は、レンズ交換式デジタル一眼レフカメラ「コニカミノルタα-7 Digital(仮称)」を開発、秋に発売を開始すると発表した。価格は未定。
「α-7 Digital」は、ボディやダイヤル/レバーなどの操作系で銀塩一眼レフの「α-7」を踏襲した“デジカメ版α-7”。“ミノルタAマウント”を採用し、既存のミノルタαシリーズ用交換レンズとアクセサリーを利用できる。
特筆すべきは、レンズ一体型一眼レフタイプデジタルカメラ「DiMAGE(ディマージュ)A1」で採用した、独自のCCDシフト方式による手ぶれ補正機能を搭載した点だろう。レンズではなくボディ内で手ぶれを補正するため、全てのαレンズで手ぶれ補正効果を得ることができる。
撮像素子には、APS-Cサイズの600万画素CCDを採用。さらに、独自の画像処理技術を採用し、階調豊かな表現ができるとしている。
なお、今回は開発発表ということで、仕様などの詳細は明らかにされていない。早い段階での詳細発表が待たれるところだが、今後、欧州でのIT関連見本市「CeBIT(ハノーバー)」、国内の写真総合ショー「フォトエキスポ2004(東京)」に参考出品するという。