【投稿画像集】2005年2月26日 H-IIAロケット7号機打ち上げ成功

【2005年2月28日 アストロアーツ】 3月14日更新

2月26日18時25分、気象観測などを行う運輸多目的衛星(MTSAT)を搭載したH-IIAロケット7号機が、鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターから打ち上げられた。その後、衛星の分離、予定軌道への投入にも成功している。2003年11月の6号機打ち上げ失敗以来1年3か月ぶりの打ち上げ成功は、日本のロケットに対する信頼回復に向けて大きな一歩になったといえるだろう。

H-IIAロケット7号機の打ち上げ、飛行のようすを撮影した画像をお送りいただいたので紹介しよう。


(TOYOCHAN氏撮影のH-IIAロケットの写真)

タイトル:
「H-IIA打ち上げ」
撮影者:
TOYOCHAN
撮影日時:
2005年2月26日 18時29分、露出 1/15秒
撮影地:
鹿児島県揖宿郡山川町
撮影機材等:
シグマ 20mm F1.8→2、ニコン D70
トリミングの後、投稿画像にリサイズ
撮影者コメント:

観光で開聞岳に行き、偶然見ました。夢中で撮影したのでぶれてます。撮影後双眼鏡で見たら、ブースターが切り離され3つの光の点となって落ちるのがわかりました。


(koo氏撮影のH-IIAロケットの写真)

タイトル:
「H-IIAロケット雲」
撮影者:
koo
撮影日時:
2005年2月26日 18時30分
撮影地:
鹿児島市北埠頭
撮影機材等:
ニコン D70
明るさ、コントラストを調整
撮影者コメント:

車の運転中、偶然ロケットが上空を飛んでいるのを目撃ました。車を停車する場所を探したり、レンズを交換したりしている間に直線的だった雲が風になびいてしまっていました。打ち上げ場所の種子島と鹿児島市内は離れているはずなのですが、はっきりと見えました。


(横田正治氏撮影のH-IIAロケットの写真)

タイトル:
「H-IIAロケット航跡」
撮影者:
横田 正治
撮影日時:
2005年2月26日 18時35分、露出 1/5秒
撮影地:
熊本県玉名市大倉 自宅
撮影機材等:
シグマ 28-200mm F3.5-5.6、ニコン D1
NikonCaptureでRAW現像後、フォトショップで投稿用に画像サイズ調整
撮影者コメント:

打ち上げが当初予定より延期されていたので、別のことをしていたらTVの速報で打ち上げられたのを知りあわてて撮影しました。手持ちで少しぶれていますが、何枚か撮影したうちの一番良いのがこの1枚です。ライブで見て撮影したかった…。今度は逃がさん!!


(東岡昭二氏撮影のH-IIAロケットの写真)

タイトル:
「H-IIAロケットの航跡」
撮影者:
東岡 昭二
撮影日時:
2005年2月26日 18時32分、露出 1/8秒
撮影地:
高知県安芸市
撮影機材等:
ソニー DSC-V1(サイバーショット)
撮影者コメント:

打ち上げ時刻を知ったのは打ち上げから数分後。直ちに南天を見ると薄暗い空に伸びたひねくれた飛行機雲みたいな白い光。以前にも見たことがあるので間違いないと確信し、直ちに撮影したものの、慌てていたのでオートのままでした。それに雲があったので少し物足りない出来になりました。ビデオのほうはもう少しよく写っていました。


(KAZ氏撮影のH-IIAロケットの写真)

タイトル:
「地震雲???」
撮影者:
KAZ
撮影日時:
2005年2月26日 18時31分
撮影地:
大分県臼杵市
撮影機材等:
富士写真フイルム FinePix E510
撮影者コメント:

空も暗くなり始めたころに、赤くねじれた飛行機雲のような雲をみて、すかさずデジカメで撮影しました。その時はH-IIAの噴射煙とは思わずに、地震雲だとばかり思い、地震雲のサイトの画像BBSに掲載したところ、管理人の方よりこのサイトを紹介して頂きました。時間も方角も一致しておりますので、間違いないと思います。

とても貴重な写真が撮れたと思います。


(丸岡一洋氏撮影のH-IIAロケットの写真 1) (丸岡一洋氏撮影のH-IIAロケットの写真 2)

タイトル:
(1枚目)「高度1万メートルからのH-IIAロケットの光跡」
(2枚目)「高度1万メートルからのH-IIAロケット雲」
撮影者:
亀井 いずみ
撮影日時:
(1枚目)2005年2月26日 18時30分ごろ
(2枚目)18時34分ごろ
撮影地:
グアム→関空の飛行機の中
撮影機材等:
コンパクトデジカメ
撮影者コメント:

勤務先のダイビングショップの恒例「ダイビングツアー」の帰りの機内で、機内アナウンスでロケットが見えてる事を伝えられ、席を移動して撮影しました。偶然の出来事ですが綺麗な光景でした。

アストロアーツ注:

徳島海南天文台のサイトでは、家庭用ビデオカメラで撮影したロケット飛行のようすを捉えた動画が公開されています。


(星見人(yamaguti)氏撮影のH-IIAロケットの写真 1) (星見人(yamaguti)氏撮影のH-IIAロケットの写真 2) (星見人(yamaguti)氏撮影のH-IIAロケットの写真 3) (星見人(yamaguti)氏撮影のH-IIAロケットの写真 4) (星見人(yamaguti)氏撮影のH-IIAロケットの写真 5)

タイトル:
「H-IIA打ち上げ」
撮影者:
星見人(yamaguti)
撮影日時:
2005年2月26日 18時25分ごろ(タイマー不調のため正確な時刻は不明)、露出 オート
撮影地:
諫早市 白木峰高原コスモス花宇宙館 4F天体観測室
撮影機材等:
ソニー DCR-TRV30(Digital Handycam)、三脚固定
撮影者コメント:

2月26日の夕方、午後6時25分ごろ、種子島宇宙センターから打ち上げられたH-IIAロケットが、長崎県諌早市白木峰町のコスモス花宇宙館からも見ることができました。

当初、午後5時9分に発射される予定でしたが、通信系のトラブルが原因で打ち上げ時刻が延期されたとの事。すこし心配になりました。しかし発射時刻が遅れた事が、かえって観察に適した状態になってロケットから延びた噴射煙の筋も、ひじょうにクッキリと鮮明に見えました。

諫早から種子島までの距離感がぐっと身近に感じられたひとときでした。


(岡元亮氏撮影のH-IIAロケットの写真 1) (岡元亮氏撮影のH-IIAロケットの写真 2)

タイトル:
(1枚目)「霧島連山とH-IIA7号機」
(2枚目)「H-IIA7号機本体と補助ブースタ」
撮影者:
岡元 亮
撮影日時:
(1枚目)2005年2月26日 18時27分16秒、露出 1/160秒
(2枚目)18時27分58秒、露出 1/80秒
撮影地:
宮崎県 九州自動車道 えびのPA
撮影機材等:
(共通機材)TAMRON AF 28-300mm F/3.5-6.3 XR、キヤノン EOS Kiss Digital(ISO 1600)
(1枚目設定)30mm F4.0で撮影
(2枚目設定)238mm F6.3で撮影
(1枚目処理)周辺部をトリミング
撮影者コメント:

(1枚目)思っていたより明るく、きれいでした。

(2枚目)左の光点(本体?)は左上へ、右の4光点(補助ブースタ?)は左方向へ進んでいます。


(Kz_Wada氏撮影のH-IIAロケットの写真)

タイトル:
「H-IIAロケットの飛翔」
撮影者:
Kz_Wada
撮影日時:
2005年2月26日 18時28分46秒、露出 1/8秒
撮影地:
三重県松阪市
撮影機材等:
ニコン 180mm F2.8、ニコン D70
フォトショップでトーンカーブ調整、中央部2/3をトリミング
撮影者コメント:

発射時間が1時間ほど遅れたので、これはチャンスと思ってテレビのニュースを横目で見ながらベランダで南西の空を眺めていました。打ち上げから2分後に予想外の速いスピード・予想外の姿でで現れてビックリ!パニックになってしまったので、写真はほとんど撮れませんでしたが、SRBやフェアリングの分離が見えて大感激でした。あんなに明るく見えるのなら、事前に広報されて、日本の宇宙開発の再出発をもっとたくさんの人に見てもらいたかったと思います。

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