ステライメージ Ver.5の5.0bアップデータを公開、ニコン D70s など対応カメラ拡充のほか、RAW画像の読み込み機能の拡張
【2005年7月1日 アストロアーツ】
天体像の画像処理ソフト「ステライメージ Ver.5」がバージョンアップ。Ver.5.0bへのアップデータを無償公開しました。
今回のアップデータでは、デジタル一眼レフカメラのユーザーに好評のRAWデータの直接読み込み対応機種として、新たにニコン D70s、COOLPIX 5400, 8700 (COOLPIXは「現像あり」を除く)、キヤノン EOS Kiss Digital N「現像あり」、コニカミノルタ α-7 DIGITALが追加されました。(RAW画像の読み込み対応デジタルカメラ一覧)
また、RAWデータの読み込み機能が拡張され、読み込み時の自動カラーバランス調整、自動レベル調整をサポートしたほか、ニコン・キヤノン・オリンパスでは読み込み時に、「現像あり」でダーク補正が可能になりました。空の状態により色調が崩れがちな天体画像を、バランスが整った状態で読み込むことが可能になり、今まで補正に時間を要した天体画像処理が手軽にできるようになります。
5.0aで「現像なし」で読み込んだ場合。 RAWデータをそのまま読み込んでいるが、カラーバランスが崩れ、色調を補正するために手間を要する。 |
5.0bで「現像なし」、自動補正(カラーバランス、レベル)オンで読み込んだ場合。色調の補正が行われ、写り具合が確認し易くなり画像処理の時間が短縮できる。 |
ステライメージ Ver.5用「5.0・5.0bアップデータ」のダウンロードは「ステライメージ Ver.5アップデータ」のページより行ってください。「5.0・5.0bアップデータ」には、機能追加のほか修正内容も含まれるため、デジタル一眼レフカメラのユーザーの方はもちろんのこと、お使いではない方にもダウンロード、アップデートすることをお勧めします。