【投稿画像集】スペースシャトル・ディスカバリー号とISSを捉えた

【2005年8月10日 アストロアーツ】 8月17日更新

2年ぶりに打ち上げられたスペースシャトル「ディスカバリー号」が、歴史的なミッションを終え、予定より約2日遅れで8月9日地球に帰還した。着陸地は天候不良のため、米カリフォルニア州にあるエドワーズ空軍基地に変更されたが約2週間の宇宙飛行は無事大成功に終わった。

「ディスカバリー号」と国際宇宙ステーション(ISS)のようすを撮影した画像をお送りいただいたので紹介しよう。


(吉田桂一氏撮影のスペースシャトルと国際宇宙ステーション写真)

タイトル:
「南の空低くランデブー飛行するSTS114DiscoveryとISS」
撮影者:
吉田 桂一
撮影日時:
2005年8月8日 3時55分、露出 10秒
撮影地:
岐阜県関市・関テクノハイランド工業団地内より
撮影機材等:
ニコン FM2/T、ニッコール 50mmF1.4→2.0、フィルム コダック ASA400 固定撮影
コメント:

STSとISSが並んで飛行する様は見ごたえ充分。地元中日新聞の翌日朝刊に掲載。撮影地は、ただいま好評分譲中の工業団地、分譲ご希望、問い合わせは担当の私まで。撮影日は、長女の誕生日!、プレゼントはもちろんこのプリント。


(上玉利剛氏撮影のスペースシャトルと国際宇宙ステーション写真 1) (上玉利剛氏撮影のスペースシャトルと国際宇宙ステーション写真 2)

タイトル:
(1枚目)「火星とすばるとスペースシャトル」
(2枚目)「火星とすばるとISS」
撮影者:
上玉利 剛
撮影日時:
(1枚目)2005年8月9日 4時16分58秒〜
(2枚目)4時20分14秒〜
露出は、1、2枚目ともに30秒
撮影地:
かわべ天文公園
撮影機材等:
AF-S ニッコール 18mm(F3.5)、ニコン D70(ISO 1600)
特になし(フォトショップ9.2で解像度調整のみ)
コメント:

(1枚目)ISSの予報時刻より先行して見え始めたので、少々焦りましたが、良い構図で収めることができました。固定撮影ですので、少々星が流れ気味です。

(2枚目)同じ構図に収まったのはラッキーでした。2枚をブリンクすると、背景の天体も少し動いていることが分かって、面白いです。


(三島和久氏撮影のスペースシャトルと国際宇宙ステーション写真)

タイトル:
「ディスカバリーと国際宇宙ステーションのセパレーション」
撮影者:
倉敷科学センター 三島 和久
撮影日時:
2005年8月8日 3時52分、露出 30秒
撮影地:
岡山県井原市美星
撮影機材等:
fl=35mm F2、ニコン D70
コメント:

左側の暗めの光跡がディスカバリー、真ん中付近の明るめの光跡が国際宇宙ステーションです。この日の美星は空気の透明度がひじょうに良く、ディスカバリー(3等級)と国際宇宙ステーション(2等級)が、二つ並んで南東方向を東方向へ動いていく様子が確認できました。両者の間隔は38秒、300kmこの時点で離れていたということになります。


(石川勝也氏撮影のスペースシャトルと国際宇宙ステーション写真)

タイトル:
「スペースシャトルを追いかけるISS」
撮影者:
石川 勝也
撮影日時:
2005年8月8日 3時52分、露出 20秒
撮影地:
長野県王滝村御嶽山7合目付近
撮影機材等:
16mm F2.8開放、ニコン D70
ステライメージ5にて調整
コメント:

5分前になって霧が上がってきたため、場所を移動。三脚を据えるやいなやシャトルが現れた。あわててシャッターを切った。


(好見勝美氏撮影のスペースシャトルと国際宇宙ステーション写真)

タイトル:
「ディスカバリーと宇宙ステーション」
撮影者:
好見 勝美
撮影日時:
2005年8月8日 3時52分50秒、露出 10秒
撮影地:
大阪府松原市(自宅より)
撮影機材等:
キヤノン EF28mm F1.8をF2.8で使用、キヤノン EOS Kiss Digital、三脚での固定撮影
Photoshop Ver.7
コメント:

光害の自宅からの撮影なので露出はISO 400で10秒が限度でしたがそれが幸いしたようです。左の先を行くのがディスカバリー、右がISS。2つの光点が仲良く並んで東へ移動して行きました。


(前野拓氏撮影のスペースシャトルと国際宇宙ステーション写真)

タイトル:
「未来を予感させる出会い・シャトルと火星」
撮影者:
前野 拓
撮影日時:
2005年8月9日 4時16分50秒、露出 10秒
撮影地:
徳島県那賀川町科学センター
撮影機材等:
fl=35mm相当 F=2.8、ソニー DSC-V1
トリミング レベル調整
コメント:

火星が、早くおいでよと言ってるようにも見えます。帰還が一日延ばされたことで、とてもよい条件で撮影することができました。


(久保庭敦男氏撮影のスペースシャトルと国際宇宙ステーション写真)

タイトル:
「スペースシャトルとISSの軌跡」
撮影者:
久保庭 敦男
撮影日時:
2005年8月8日 3時52分40秒〜54分55秒、露出 135秒
撮影地:
茨城県美浦村
撮影機材等:
ニコン 16mmF2.8(開放)、ニコン D70 (ISO 640)、タカハシ EM-200で自動ガイド
ノイズリダクション(本体機能)、フラット補正(自作ソフト)など
コメント:

透明度がかなり悪かったのですが、薄明の中にディスカバリー号とISSが並んで飛ぶ様子を見ることができました。(画像では右〜中央にかけて二重線で写っています。)全経路を写したかったのですが、最高高度到達位置〜オリオン座付近は雲で見えませんでした。左上にヒアデスが見えています。



(hjd氏撮影のスペースシャトルと国際宇宙ステーションの写真)

タイトル:
「オリオン座を駆け抜けるディスカバリと国際宇宙ステーション」
撮影者:
hjd
撮影日時:
2005年8月8日、露出 100秒
撮影地:
神奈川県小田原市
撮影機材等:
Nikkor 28mm f2.8、ニコン D70、ISO 400設定
RAPにてダーク処理減算後、レベル調整
コメント:

ディスカバリ、宇宙ステーションともに予想以上に明るかったです。