【新製品情報】パナソニック初のデジタル一眼レフカメラ機“DMC-L1”が発売
【2006年6月26日 アストロアーツ】
パナソニックは、同社としては初のレンズ交換式デジタル一眼レフカメラ「DMC-L1」を7月22日より発売する。「DMC-L1」は、光学式手ブレ補正機能を持ち、2.5型の大画面液晶で構図を決められる「ライブビュー」、ほこりを自動で除去する「ノンダストシステム」等を搭載し、アナログカメラの操作感も得られるこれまでにないデジタル一眼レフカメラとなっている。
パナソニックが7月22日に発売する「DMC-L1」は、自然な描写力、豊かな表現力、写真画質をテーマに、銀塩カメラに代わる次世代型機として誕生した。光学式手ブレ補正機能を搭載しており、ライカカメラ社とパナソニックの技術協業で生まれた世界初の「ライカ Dレンズ」を採用。撮像部の4/3型750万画素「Live MOS センサー」により、高画質撮影が実現し、「ライブビュー」も可能となっているため、従来のファインダーによる撮影に加え、大型2.5型液晶モニターで被写体を見ながら撮影できる。また、画像処理LSI「ヴィーナスエンジンIII」によって、高い解像力、豊かな色再現性に加え、色ノイズ、輝度ノイズを別々に検知し、画質上特に問題となる色ノイズを選択的に減少させることもできる。
- DMC-L1の主な特長:
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- 光学式手ブレ補正搭載、世界初「ライカ D レンズ」
- 4/3型 750万画素「Live MOSセンサー」搭載
- Live MOS センサーにより撮影スタイルの幅が広がる「ライブビュー」
- 「ノンダストシステム」によりセンサーに付着したほこりを超音波振動で自動除去
- フィルムモード搭載で銀塩カメラのようにフィルムが選択可能
- 2軸ホワイトバランス調整機能搭載
- フォーサーズ規格に準拠
- アナログカメラの操作感・質感を継承するスタイル
また、計7種類のフィルムモード搭載で銀塩カメラのようにフィルムが選択可能となっており、フィルムを入れ替えるような感覚で幅広い表現力を楽しむことができる。さらに、従来のホワイトバランス設定に加え、より微調整可能な2軸ホワイトバランス設定を搭載し、横軸のアンバーからブルーに加え、縦軸のグリーンからマゼンタでの補正が可能であり、より幅広い補正が行える。レンズマウント方式は、フォーサーズ規格に準拠しており、オリンパスのレンズを使用することも可能。さらに、レンズ交換式デジタル一眼レフカメラの大きな課題であったセンサーに付着するゴミやほこりを超音波で自動除去する「ノンダストシステム」を搭載している。
カメラの操作性は、アナログカメラの撮影感覚や質感にもこだわり、レンズ絞りリングやシャッタースピードダイヤルで、直感的な露出設定の操作を可能にしている。デザイン面では、レンジファインダータイプのカメラを彷彿させる上質で高級感を追求し、軽量ながら高い剛性を持つマグネシウム合金が採用されている。
パナソニックでは、従来のデジタル一眼レフカメラにはなかった特長を持つ「DMC-L1」を『プレミアム一眼』と名付け、新たなデジタル一眼レフカメラ市場創出を目指している。
天文ファンにもうれしい機能を搭載したこの新製品については、ステライメージの対応は現在では未定だが、月刊「星ナビ」では、「DMC-L1」のレビュー記事の掲載を予定している。
品名 | 品番 | 本体希望小売価格 | 発売日 | 色 |
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デジタルカメラ・レンズキット | DMC-L1K | オープン価格 | 7月22日 | -K(ブラック) |
(デジタルカメラ、レンズキットの仕様は、以下のリリース元を参照のこと)
(「DMC-L1」は、デジタル一眼レフカメラ専用レンズとして開発されたライカ初の光学式手ブレ補正搭載「ライカ D VARIO-ELMARIT(バリオ・エルマリート)レンズ」とキット販売される)