【新製品情報】高画質・多機能デジタル一眼レフ“ニコンD80”発売
【2006年8月11日 アストロアーツ】
株式会社ニコンの子会社であるニコンカメラ販売株式会社は、デジタル一眼レフカメラ「ニコン D80」を9月1日に発売する。画質、コンパクト性、操作性、価格などの面で高い次元を実現したボディーには、10.2メガピクセルの高精細な画像、多彩な画像編集機能、高速処理エンジンが搭載されている。
ニコンカメラ販売株式会社は、デジタル一眼レフカメラ「ニコン D80」を9月1日に発売することを発表した。「ニコン D80」は、プロフェッショナル用機種の「D2X」やカメラグランプリ受賞の「D200」の先進技術を受け継ぐ一方で、D70sのほぼすべての機能を刷新した新機種だ。忠実な色再現と階調性豊かな高画質を可能にする新機能を紹介しよう。
搭載されているCCDセンサーは、新開発のDXフォーマット。その有効画素数は10.2メガピクセルで、大判プリントにも対応する高精細・高画質だ。画像処理エンジンも新しく開発され、高解像度画像データを高速かつ省電力で処理することができる。
また、“撮影者の意図に合った表現”で高画質を手軽に楽しむための多彩な機能も加わっている。被写体や撮影シーンに応じたカメラ設定を行うデジタルイメージプログラムをはじめ、高度な測光精度を誇る「3D-RGBマルチパターン測光II」は、被写体の色までも考慮するニコン独自の機能だ。さらに、仕上がり設定では、キーワードで画像の仕上がり状態を選ぶことができる。
高速性能は処理スピードだけではない。起動時間も約0.18秒とクイックレスポンス。高速連続撮影は、約3コマ/秒、最大100コマ(画質モードNORMAL・画像サイズLの場合)までが可能で、一瞬のシャッターチャンスを逃さない。さらに、11点のフォーカスエリアが撮影画面を幅広くカバーし、さまざまなアングルで優れた合焦精度を発揮する。人間工学に基づいて設計されたホールディング性の高いコンパクトなボディーには、約23万画素の高解像度、広視野角2.5型液晶モニターが搭載されており、約0.94倍の高倍率ファインダーが装備されている。
天文ファンも注目の最新機能を搭載したこの製品については、ステライメージの対応は現在では未定だが、月刊「星ナビ」では「ニコン D80」のレビュー記事の掲載を予定している。
この商品に関する問い合わせは、ニコンイメージング サポートサービスまで。
《ニコン D80の主な特長》
- 新開発の高精細有効画素数10.2メガピクセル、CCD搭載
- 新開発の画像処理エンジン
- 11点測距AFシステム
- 使いやすく機動性の高いコンパクトボディー
- 「オートエリアAFモード」を新たに搭載、充実の3つのAFモード
- 被写体の色までを考慮するニコン独自の「3D-RGBマルチパターン測光II」
- カメラ内で多彩な編集ができる画像編集メニューを新搭載
- 高速性能
- 高倍率で見やすい高性能ファインダー
- 広視野角2.5型液晶モニター
- 大容量リチウムイオンバッテリーを採用
- マルチパワーバッテリーパックMB-D80(別売)
- 2種類のスライドショーを搭載
- 携帯性に優れたSDメモリーカードに対応
《ニコン D80の発売概要》
- 品名:
- デジタル一眼レフカメラ 「ニコン D80」
- 本体希望小売価格:
- オープン価格
- 発売日:
- 2006年9月1日
- レンズキット:
- D80 AF-S DX18-135G レンズキット(AF-S DX ズームニッコール ED 18-135mm F3.5-5.6G(IF)付)
- D80 AF-S DX18-70G レンズキット(AF-S DX ズームニッコール ED 18-70mm F3.5-4.5G(IF)付)
- いずれのレンズキットも、2006年9月1日発売予定
(デジタルカメラ、レンズキットの仕様、その他の詳細は、以下のリリース元を参照のこと)