【アストロアーツ製品情報】星ナビ1月号、12月5日発売
【2007年12月5日 アストロアーツ】
星空を楽しむための雑誌月刊「星ナビ」2008年1月号が発売されました。特集は、突然大バーストを起こし肉眼彗星となったホームズ彗星と、月へ到着した「かぐや」による鮮明な画像集。12月号で掲載したテリー・ラブジョイ氏の彗星探索エピソードの第2弾や、条件最高のふたご座流星群の検証記事など、どこから読んでも楽しめる1冊です。2008年の星ナビ、いよいよスタート!
「いきなりの肉眼彗星 17P/ホームズ彗星大バースト」
10月末に突然大バーストを起こし、2007年トピックの上位に躍り出たホームズ彗星。インターネットで情報が駆け巡り、多くの人々がその特異な姿を目の当たりにしました。バーストから約1か月間に及ぶ驚きの変化を多数の写真で再現。115年前の大バースト時の画像と当時の検証記事も必見です。
「月上空100kmからの大パノラマ 『かぐや』ハイビジョンで月を撮る」
9月14日に打ち上げられた「かぐや」は月周回軌道に入り、12月下旬から本格的な観測が始まります。その「かぐや」からハイビジョンカメラで撮影した画像・動画が届きました。「地球の出」「地球の入り」やクレーターの詳細な構造など、地球からは決して見ることのできない珠玉の画像を一挙公開。
「デジタル一眼レフカメラで彗星を捜す(後編)」
ラブジョイ彗星の発見者・テリー・ラブジョイ氏が自らの探索方法を大公開。いくつかの落胆やニアミスを経て、ようやく最初の彗星を発見した経緯や、2個目の彗星発見への道のり、新しく導入した機材などについて、貴重なエピソードを語っていただきました。
「検証『ふたご群21世紀消滅説』の真偽」
毎年安定した活動を続けているふたご座流星群。しかし、かつて「21世紀には見られなくなる」という話があったのを覚えていますか?天文ファンの間で、ある種の都市伝説のようになった「21世紀消滅説」は本当なのでしょうか?ふたご座流星群の流星体の軌道進化を論じながら考察しました。
表紙
表紙は、同心円状に広がったダストとクラゲの足のような特異なイオンの尾が印象的な「ホームズ彗星」。好評連載中の「三鷹の森」「吉田誠一の視天」「アクアマリンの誌上演奏会」でも、ホームズ彗星大増光がそれぞれの著者の視点から描かれています。サーチライト規制条例に尽力された市議会議員のレポートや、地元密着型の観望イベント「スターウォッチングin赤城」の報告もお見逃しなく。
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