サイエンスドーム八王子、3月23日リニューアルオープン

【2008年3月21日 サイエンスドーム八王子

東京都八王子市にあるサイエンスドーム八王子(八王子市こども科学館)のプラネタリウムが2008年3月23日にリニューアルオープンする。直径21mの大型ドームに映る美しい星空と迫力の映像を体験できる。


(新しいプラネタリウムのイメージ)

新しいプラネタリウムのイメージ(提供:サイエンスドーム八王子)

東京都八王子市にあるサイエンスドーム八王子(八王子市こども科学館)のプラネタリウムが、2008年3月23日(日)、リニューアルオープンする。

サイエンスドーム八王子は、1988年にオープンした体験型展示などを備える八王子市の科学館。直径21mという大型の傾斜型ドームを持つ施設だ。リニューアルではこれまで約20年間稼動してきたプラネタリウムを引退させ、代わってコニカミノルタプラネタリウムの最新鋭機「ジェミニスターIII」が導入された。光ファイバー方式を採用した光学式プラネタリウム「インフィニウムL」と、デジタルプラネタリウム機能を備えた映像システム「スカイマックスDS2」の2つが統合したシステムで、美しい星空と、ドームいっぱいに広がる臨場感あふれるデジタル映像を見せてくれる(一部納入が遅れているハードウェアがあることがアナウンスされている)。3次元モデルで構築された宇宙空間をダイナミックに旅する機能「デジタルユニバース」が組み込まれており、驚きの天体の姿や宇宙の広がりを実感させてくれる。

同館は1988年の開設当初から大型ドーム映像にも対応してきた施設だが、2007年12月に投影機器の更新工事のためプラネタリウムを休止。代わりに仮設の小型ドームでデジタルプラネタリウム「メディアグローブ」を使用し番組を投影していた。2008年3月23日からは再び大型ドームで星空を楽しめるようになり、リニューアルした新たなプラネタリウムで宇宙の果てへの旅に出かける新番組「137億光年 −宇宙の果てへの旅」が投影される。番組の後半ではその日に見える星空や天文現象の解説がある。

リニューアルオープン前日の3月22日には、公募した100名を招待し市長らが出席する式典でプラネタリウムが点灯され、夜には弦楽四重奏の星空コンサートが行われる(抽選は終了)。

投影スケジュールやイベントの情報、休館日などはサイエンスドーム八王子のウェブページでご確認を。