国立天文台野辺山「電波天文観測実習」の参加者募集
【2008年4月4日 国立天文台】
「実習に参加できて本当に良かった」という感想が相次いでいる国立天文台野辺山の電波天文観測実習が今年も開催される。日程は2008年8月4日〜8月8日、対象は大学の理系学部学生だ。国立天文台による募集案内は以下のとおり。
国立天文台野辺山宇宙電波観測所では、45m電波望遠鏡を使った「電波天文観測実習」を開催いたします(総合研究大学院大学「夏の体験入学」の一環)。当観測所は、45m望遠鏡、10mミリ波干渉計、10mサブミリ波望遠鏡(南米・チリ)を用いて多数の星間分子の発見、原始惑星系ガス円盤の検出、銀河中心にある巨大質量ブラックホールの発見など数多くの重要な研究成果をあげています。
この「電波天文観測実習」は、天文学に関心をもつ大学生の皆さんに、研究の最前線で活躍中の45m望遠鏡を使った観測実習を通して、電波天文学の実際にふれていただくのがねらいです。参加者には、普段研究者が行っている45m望遠鏡の操作、データ取得・解析、結果のまとめをしていただきます。特に専門知識は必要ありませんが、大学で物理実験を経験していることが望ましいです。
関心をお持ちの多くの方のご応募をお待ちしています。
- 開催日程:
- 2008年8月4日(月) 13時30分 〜 8月8日(金) 11時30分(4泊5日)
- 場所:
- 国立天文台野辺山宇宙電波観測所(JR小海線野辺山駅から徒歩40分)
- 定員:
- 8名程度
- 対象:
- 大学の理科系学部(教育学部の理科系も含む)に属する学生(1〜4年生)
- 費用:
- 旅費・滞在費がサポートされる可能性があります
- 応募締切:
- 7月7日(月)必着
- 応募方法:
- 住所、氏名、所属大学および学部・学科、学年、年齢、性別、電話番号、E-mailアドレス(持っている場合)を明記の上、以下の(1)〜(4)に回答し、下記の応募先まで送付
- (1) 大学で物理実験の経験がありますか?
- (2) (1)で「はい」と回答された場合、一番印象に残った実験は何ですか?また、どのような点で印象に残ったのですか?
- (3) あなたが持っている天文学への想い・イメージについて何でも結構ですのでお書きください(600字以内)
- (4) 実習に参加希望の理由は何ですか?(600字以内)
- なお、送付された資料は返送いたしません
- 選考結果の発表:
- 7月14日郵便で発送
(*上記住所以外への発送を希望する場合は発送先を明記してください) - 問い合わせ先・応募先:
- 〒384-1305 長野県南佐久郡南牧村野辺山462-2
国立天文台野辺山宇宙電波観測所「観測実習係」 - TEL: 0267-98-4333
http://www.nro.nao.ac.jp/~nro45mrt/misc/45school.html - ※封筒に「電波観測実習応募書類在中」と朱書してください