【アストロアーツ製品情報】エクリプスナビゲータのベッセル要素アップデータ4をリリース

【2008年5月20日 アストロアーツ】

日食シミュレーションソフト「エクリプスナビゲータ」に付属のベッセル要素データを更新する「ベッセル要素アップデータ4」がリリースされました。これにより、2008年・2009年に起こる日食のうち、注目の2件の皆既日食「2008年8月1日 グリーンランド・ロシア・中国皆既日食」「2009年7月22日 東南アジア・トカラ列島皆既日食」の現象時刻がより正確に計算されます。


今回のアップデータでは、2008年8月1日に起こるグリーンランド・ロシア・中国皆既日食、および2009年7月22日に起こる東南アジア・トカラ列島皆既日食のベッセル要素が更新されています。これにより、この2件の現象の接触時刻などがより正確に計算されるようになります。

「エクリプスナビゲータ」は、日食専用の高精度計算ルーチンを使用して、地球上の任意の場所で起こる日食の接触時刻・皆既継続時間などを計算し、日食の進行をシミュレーションできるソフトウェアです。日食観測の遠征計画を立てたり撮影のシミュレーションを行ったりする際に役立ちます。

エクリプスナビゲータ用「ベッセル要素アップデータ4」のダウンロードは、「エクリプスナビゲータ・ベッセル要素アップデータ」のページより行ってください。「ベッセル要素アップデータ4」には、過去にリリースしたベッセル要素の修正もすべて含まれていますので、エクリプスナビゲータのすべてのユーザー様にダウンロード、アップデートしていただくことをお勧めします。

《アップデート内容》

NASA Eclipse Web Site(http://eclipse.gsfc.nasa.gov/eclipse.html)で公表された最新データに基づき、以下のベッセル要素を修正。

  • 2008.08.01 グリーンランド・ロシア・中国皆既日食
  • 2009.07.22 東南アジア・トカラ列島皆既日食

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