【番組情報】NHK教育「サイエンスZERO」で「惑星X」を特集

【2008年6月13日 アストロアーツ】

今年の2月に発表された研究で、太陽系内に未知の惑星Xの存在が予測され、大きな話題となった。6月14日(土)24時から放送されるNHK教育テレビの番組「サイエンスZERO」では、この研究をわかりやすく紹介する。


海王星軌道の外側には、数多くの太陽系外縁天体(TNOs=Trans-Neptunian Objects)が発見されている。神戸大学の研究者は今年の2月、これらの天体の軌道分布は、海王星の影響だけでは説明がつきにくいが、未知の「惑星X」が存在することでうまく説明できることを発表した。また、大規模なサーベイ観測が開始されれば、そう遠くない日に「惑星X」の候補天体を発見できる可能性もあるという(詳しくは、アストロアーツニュース「太陽系外縁部に未知の惑星の存在を予測」や「月刊星ナビ」2008年5月号の「太陽系外縁部を散らかしたのは誰だ? - 惑星X」を参照されたい)。

6月14日放送の「サイエンスZERO」では、ゲストに渡部潤一氏(国立天文台准教授)、コメンテーターに鈴木真二氏(東京大学大学院教授)を迎え、話題をよんだこの研究をわかりやすく紹介しながら、太陽系の未知の姿に迫る。

■ 番組名:
NHK教育「サイエンスZERO」(毎週土曜日 24:00〜24:44)
"太陽系 未知の姿に迫れ"
■ 放送日:
6月14日(土) 24:00〜
■ 再放送:
6月20日(金)19:00〜(NHK教育)

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