「ギャラリー宙（そら）」、10月1日オープン

【2008年10月1日アストロアーツ】

10月1日、東京都千代田区に「ギャラリー宙（そら）」がオープンした。同ギャラリーでは、おもに天文や宇宙関係の作品を中心とした展示会のほか、画像処理講座やサイエンスカフェ、フルハイビジョンの星空投影なども行われる。なお、10月1日から31日まではオープン映像展として、今年8月に見られた皆既日食の映像展「絲綢之路日全食2008」を開催している。

「絲綢之路日全食2008」の案内画像。クリックで拡大（提供：株式会社ホットスター）

星空オープンスペース「ギャラリー宙（そら）」が、10月1日に東京都中央区にオープンした。

ギャラリーを運営している株式会社ホットスターは、天体撮影のための機材や映像ソフトの企画・製作などを手がけており、そのほかにも流星群やプラネタリウム番組を撮影した画像などを数多くのメディアに提供している。代表者は、月刊星ナビにもたびたび記事を執筆している唐崎健嗣氏。

ギャラリー内の貸しスペースは、おもに天文や宇宙関係の作品を中心にした展示会の場として提供される予定で、個展や写真展の開催にあたっては、必要に応じて準備方法のサポートも受けられる。

また、展示会了後の時間帯には、併設の貸セミナー・会議室において、画像処理講座やサイエンスカフェなどを開催する企画もある。さらに、100インチの大型スクリーンで楽しめるフルハイビジョンの星空投影や天文Vシネマの上映会も予定されている。

なお、10月1日から31日までの1か月間は、ギャラリー宙のオープニング映像展「絲綢之路日全食 2008」が開かれており、唐崎健嗣氏が撮影した皆既日食のハイビジョン映像を楽しむことができる。