【イベント情報】講演会「地球温暖化の太陽原因説」「超新星で京都1000年の天文学を辿る」

【2008年11月6日 NPO法人花山星空ネットワーク】

NPO法人花山星空ネットワークは、12月13日に第3回の講演会を開催する。今回のテーマは、「地球温暖化の太陽原因説」と「超新星で京都1000年の天文学を辿る」の2つ。地球温暖化と太陽活動との関連性、超新星の観測成果と京都における天文学の歴史が語られる。


(太陽黒点数)

太陽黒点数を示したグラフ。クリックで拡大(提供:NPO法人花山星空ネットワーク第3回講演会のページより、以下同様)

(超新星SN1006のX線画像)

超新星SN1006のX線画像。クリックで拡大

花山星空ネットワークは、12月13日(土)に第3回講演会を行う。今回の演題は2つで、1つ目は、「地球温暖化の太陽原因説」である。

地球の温暖化の要因は、ニ酸化炭素による温室効果ではなく、太陽活動にあるとする説がある。太陽の活動が活発になると、地球周辺の磁場が強くなり、銀河宇宙線が少なくなり、雲が減り、地上に到達する太陽光が増えて地球の温暖化が進むというのである。神戸大学名誉教授である松田卓也氏がこの説について詳しく語る。

2つ目の演題は、「超新星で京都1000年の天文学を辿る」。約1000年前の平安時代に観測された超新星爆発は、藤原定家の日記「明月記」に残されている。現在、明月記に記された場所をX線で観測すると、大きさにして数十光年、温度が1000万度もの巨大な火の玉が見つかる。講演者である京都大学教授の小山勝二氏が、最新の超新星観測から京都1000年の天文学の歴史を辿る。

講演会の定員は先着300名で、申し込みの締め切りは2008年12月1日(月)必着。その他の詳細は、以下を参照のこと。


■ イベント名:
NPO法人花山星空ネットワーク 第3回講演会
■ 日時:
12月13日(土) 13:30〜16:30(13:00開場)
■ 場所:
京都大学理学研究科6号館 4階401号室
■ 参加費:
大人 1000円(同NPO会員は700円)、高校生以下 500円(同NPO会員は300円)
■ 定員:
300名(先着順)
■ 対象:
小学校高学年以上
■ 締め切り:
12月1日(月)必着
■ 申込先:
電子メールか往復はがきに、以下の必要事項を記入して、お申込みください。
  • E-mail: hosizora@kwasan.kyoto-u.ac.jp(※件名は「12/13講演会申込」としてください)
  • 往復はがき:
    〒607-8471 京都市山科区北花山大峰町
    花山天文台内 NPO法人 花山星空ネットワーク事務局
■ 必要事項:
  • 参加希望行事の名称 「12/13講演会」
  • 代表者の氏名・ふりがな
  • 参加人数(大人・子ども・会員別)
  • 代表者の郵便番号・住所
  • 代表者の電子メールアドレス
  • 代表者の電話番号
■ 問い合わせ先:
E-mail: hosizora@kwasan.kyoto-u.ac.jp
電話: 075-581-1461

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