ステライメージ Ver.6・6.0dアップデータを公開

【2009年7月9日 アストロアーツ】

天体画像処理ソフト「ステライメージ Ver.6」がバージョンアップ。機能追加と不具合修正を行ったたVer.6.0dへのアップデータを無償公開しました。


(コロナの画像処理作例画像)

ステライメージ Ver.6のローテーショナル・グラディエント機能とデジタル現像機能を使ったコロナの画像処理作例。クリックで拡大
(撮影:川村晶、画像処理:上山治貴)

今回のアップデータでは、「LRGB/WCMY 合成」ダイアログの位置合わせ表示に「差の絶対値」「差の絶対値(階調反転)」でのプレビュー表示機能が新たに追加されました。また、Ver.6.0発売後に判明した不具合の修正が盛り込まれています。

「ステライメージ Ver.6」は、「96ビットスーパーカラー処理」エンジンを搭載した、天体画像処理に最適なソフトウェアです。RAWデータの熱カブリやダークノイズを除去したり、コンポジットや色調補正、各種フィルタによる画像処理を行ったりして、天体画像を美しい作品に仕上げることができます。

また、「ローテーショナル・グラディエント」や「デジタル現像」、「バッチ・コンポジット」といった機能を組み合わせることで、皆既日食のコロナの微細な構造を強調したり、輝度差の大きな内部コロナから外部コロナまでを適切な階調で表現することができ、今月22日に起こる皆既日食の画像処理にもたいへん便利にお使いいただけます。

ステライメージ Ver.6用「6.0dアップデータ」のダウンロードは「ステライメージ Ver.6アップデータ」のページより行ってください。すべてのユーザの皆様にダウンロード、アップデートしていただくことをお勧めいたします。

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