星ナビ12月号は「2009年天文トピック」と「ガリレオ・ガリレイ」

【2009年11月2日 アストロアーツ】

星空を楽しむための雑誌「星ナビ」2009年12月号が、11月5日(木)に発売されます。2009年もそろそろ終盤。この1年の出来事を振り返り、「世界天文年」の原点であるガリレオ・ガリレイの半生をたどってみましょう。ドルクミューラー氏によるエニウェトク環礁日食紀行も必見です。


表紙

星ナビ2009年12月号表紙

山田啓作さんによるM31アンドロメダ座大銀河です。SC64での撮影情報を擬似HαとしてRチャンネルに加え、M31の中の赤い散光星雲を強調しています。

全掲載内容の目次はこちら → 「星ナビ2009年12月号」

特別綴じ込み付録

「星空カレンダー2010」表紙

美しい天体写真と、その月に見える星空・おもな天文現象の案内が便利な壁掛け用カレンダー。

2009年天文トピックアーカイブ

「2009年天文トピックアーカイブ」ページサンプル

世界天文年、そして皆既日食と多くの話題があった2009年ですが、他にもアポロ11号月着陸40周年、「かぐや」の任務完了、赤道儀の新ブランド登場、「宙のまにまに」のアニメ化など興味深い出来事がたくさんありました。来たるべき2010年を前に、1年間のトピックをおさらいしてみましょう。

ドルクミューラー氏のエニウェトク環礁日食紀行

「エニウェトク環礁日食紀行」ページサンプル

7・22皆既日食の観測地候補と紹介されながら、その行程の困難さから日本からは遠征が実現しなかったマーシャル諸島エニウェトク環礁。その島へヨーロッパから遠征した、チェコ共和国のドルクミューラー博士から観測紀行が届きました。

アマチュア天文家の祖 ガリレオ・ガリレイ

「アマチュア天文家の祖 ガリレオ・ガリレイ」ページサンプル

今年は国際天文学連合などにより世界天文年と定められましたが、そもそもの「ガリレオ・ガリレイによる天体観測」とはどのようなものだったのでしょうか。栄光と挫折の半生をたどりつつ、「アマチュア天文家」として観測することの重要性を見出したガリレオの功績に迫ります。

ボバイヨン博士“2009年のしし座流星群”を予想する

「ボバイヨン博士“2009年のしし座流星群”を予想する」ページサンプル

2009年のしし座流星群において「極大時にZHR=500」という予想が発表され、世間の注目を集めています。この個数を予想したフランスのボバイヨン博士に、最新の予想や自身の観測への取り組みなどをうかがいました。

2010年1月15日の極太金環ツアー

「2010年1月15日の極太金環ツアー」ページサンプル

2009年1月15日、継続時間が11分を超える今世紀最長の金環日食が起こります。野生の王国・ケニアか、南洋のリゾート・モルディブの10分越えか、中国の歴史を感じる大理か、ビールに溺れる青島日没金環か? 各地へのツアーを紹介します。

宮城隆史氏による一連の画像盗用問題について

沖縄県の宮城隆史氏が、チェコ共和国のミロスラフ・ドルクミューラー氏らがWebページで公開している画像を無断で複製加工して星ナビの2009年10月号の表紙画像としたことは11月号でも報告しましたが、その後の調査で、日食や月食、話題になった彗星など、天体画像の盗用・不正加工を恒常的に行っていたことが発覚しました。一連の天体画像不正疑惑について、その後の経緯を報告します。


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