星ナビ1月号は「2010年の星空」と「デジタル天体写真再考」
【2009年12月4日 アストロアーツ】
星空を楽しむための雑誌「星ナビ」2010年1月号が、12月5日(土)に発売されます。3回の月食に部分日食、今シーズン最後のすばる食など、「食あたり」の年となる2010年。ほかにはどんな天文現象が待ち受けているのでしょうか? 特集では「デジタル天体写真再考」と題して、天体写真の創作モラルと画像処理について考察します。
表紙
上坂浩光さんによる馬頭星雲です。「何万年かすればまったく別の形になってしまうでしょうから、この瞬間に巡り会えたことに感謝しなければなりませんね」とのコメントをいただきました。
全掲載内容の目次はこちら → 「星ナビ2010年1月号」
特別綴じ込み付録
2010年のひと月ごとの星図と主な天文現象一覧、惑星の動き、出没表などをまとめた便利なハンドブックが特別付録です。
2010年天文現象ハイライト
46年ぶりと騒がれた国内での皆既日食が終わってしまっても、空には魅力的な現象がこれからもめぐってきます。2010年は3回の月食に部分日食、昨年に引き続き出現の続く流星群などイベントが盛りだくさん。海外遠征すれば皆既日食のリベンジも果たせるかもしれません。2010年に起こる注目の天文現象をまとめて紹介しました。
創作モラルと画像処理 デジタル天体写真再考
作意的な加工が容易なデジタル写真時代を迎えた今、新しい表現手法に寛容でありながら、その濫用を防ぐためにガイドラインは必要なのか、今一度考え直す時期に来ていると言えます。天体写真に深く携わる5名が、それぞれの立場と経験から意見を出し合いました。
ガリレオ衛星の撮影に挑戦
ガリレオ衛星の表面模様の撮影が可能になったのは、デジタル化が進みスタッキングやウェーブレットフィルターなどの画像処理手法が確立してからといえるでしょう。月以外で模様が確認できる唯一の衛星の撮影に、個人の機材でチャレンジ!
「大人の超合金」でココロは再び月へ
アポロ11号とサターンVの「超合金」ミニチュアモデルが2010年3月に発売されます。圧倒的存在感と最高の完成度を達成した、その美しく精巧な逸品を間近で見てきました。
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