2月3日〜2月15日、竹下育男 写真展「わたしの天空」
【2010年1月22日 アストロアーツ】
愛知県名古屋市のセントラルギャラリーで、2月3日から2月15日まで竹下育男氏の写真展「わたしの天空 - 仰ぎ見る宇宙(そら)名古屋展」が開催される。皆既月食をきっかけに宇宙に魅せられた竹下氏が、空の美しさと楽しさを追求し作品としてこれまで記録し続けてきた、約60点の作品が展示される。
《竹下育男 写真展「わたしの天空 - 仰ぎ見る宇宙(そら)名古屋展」ご案内》
“空”のさまざまな表情をとらえた写真展である。皆既月食をきっかけに宇宙に魅せられた作者は、天空を巡る月と星、太陽など空の情景をとらえ続けてきた。カラー作品約60点で構成されたこの写真展は、竹下氏が追求してきた、生活圏のなかで仰ぎ見る空の美しさと楽しさの記録である。
青い空は人の気持ちをよくしてくれます。晴れた空を眺めることが楽しくてたまらないのです。
ひとつの天文現象から天体に心を奪われた私は愛知県東部に住み、星景色を撮りつづけています。ところが肢体障害があって行動範囲も絞られ、時には車椅子も使います。撮影地は限られても、広漠な宇宙はどこにでも巡り来ることに気付かされるのでした。
夜空に瞬く星、昇り来る満月、さまざなな色が変化する宵の光景…。空の姿はどこまでも神秘的に広がってくれます。普段見慣れている日常の空に夢と憧れを重ねた「わたしの天空」は、春かな宇宙へとつながって見えるのでした。
(作者 竹下育男)
- ■ 日時:
- 2010年2月3日(水)〜2月15日(月) 10:00〜21:00
(最終日16:00まで、無休) - ■ 場所:
- セントラルギャラリー
(名古屋・栄 テレビ塔地下 地下鉄久屋大通駅南 TEL:052-961-61558(セントラルパーク営業部)) - ■ 入場:
- 無料
- ■ 展示作品:
- 全紙サイズを中心にカラー作品約60点
《竹下育男 略歴》
1949年 愛知県新城市に生まれる
1970年 皆既月食がきっかけで天文に興味を持ち、暗室技術を駆使して天体写真をはじめる
1977年 コダックの特殊天体専用103aフィルムによる作品を発表
1981年 印刷会社退社後、独立自営
1990年 情緒的な写真に惹かれ、月と星のある風景「星景色」を撮りはじめる
現在、愛知県東三河地方を中心に、天空にロマンを求め撮影している
写真集
- 「103aによる散光星雲」共著(誠文堂新光社)
- 「月の夜に」(小学館)
- 「月光を歩く本」(インデックス・コミュニケーションズ)
- 「太陽を歩く本」(インデックス・コミュニケーションズ)、ほか